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金融リテラシーを高めるなら「ファイナンシャル・プランナー(FP)」の勉強をするのがオススメ!

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FPの勉強では金融に関する知識をバランスよく学べる

証券会社に入ると、証券外務員や先物外務員、金融先物取引業務外務員、内部管理責任者など業務に必須とされる資格を取る必要がありますが、その他にもTOEIC、証券アナリスト、IT系の資格を取ることが推奨され、会社が財政的な支援をしてくれます。

ほとんどの資格が「ただ暗記するだけ」で役に立っていませんが、唯一資格を取るために勉強してよかったと思うのが「ファイナンシャル・プランナー」の試験でした。

元々上司から取れ!と言われてイヤイヤ勉強したのがきっかけですが、ニュースや新聞で取り上げられていることの本質が理解できるようになったこと、また証券とはあまり関係のない不動産や相続の基本を抑えることができるように。

ファイナンシャル・プランナーといっても大きく分けると2つ種類があり、

  • 「国家資格」の1級、2級、3級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 「民間資格」のAFPとCFP

がありますが、私が取得したのはAFP。

ちなみに、国家資格のFP技能士と民間のAFP、CFPの違いは、FP技能士は試験を受けて合格すれば生涯資格を保有し続けることができますが、AFP、CFPは試験を受ける前に提案書の作成などを学習し、資格取得後も継続して学習し単位を取得する必要があるなど、実務を意識した資格となっています。

難易度は

「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」=「AFP」

「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」=「CFP」

となりますが、ファイナンシャルプランナーなど専門職の方はCFPを目指すのが一般的のようです。

私も週末を使って授業を受けていましたが、周りの受講生も証券、銀行、保険など金融関連の仕事に従事している方がほとんどでした。

で、このファイナンシャルプランナー(AFP)の試験科目は以下のようになっています。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

この6項目は生活するうえで必要な金融知識のバランスがとれているように思います。

証券マンは資産運用には強いですが、保険や不動産のことはあまり詳しくないですからね。

日本は欧米と異なり学校でお金に関して学ぶ機会がないため、金融リテラシーが低く、貯蓄一辺倒になっていますが、この内容を高校で必須とすればだいぶ変わるのではないかと思うほど。

金融庁が必死に「貯蓄から投資へ」と訴えていますが、知識がないと何も始まりません。

ファイナンシャル・プランナーの勉強は生きるうえで大事なことが学べます。

必ずしも資格を取得する必要はないと思いますが、ぜひ書店で本を買って勉強してみてください。