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「銀行カードローン」と「消費者金融」の違い知ってます?

銀行カードローン

国による貸金業法が2006年に改定され、今もなお貸金業者(消費者金融会社)は「過払い金請求」に苦しんでいます。

一方、CMを大量投下するなどして多くの顧客を獲得しているのが、銀行がサービスを展開する「銀行カードローン」。

消費者金融と聞くと金利が高い、怖いなどのイメージがつきまとうものの、銀行カードローンの場合はなぜか安心だと思ってしまうのが不思議。

しかし名前は違えど、どちらも個人を対象にお金を貸すものであり、サービス内容に大きな差はありません。

 

主婦でも「銀行カードローン」なら借りることができる

アイフルやアコム、プロミスなどの貸金業者に適用される法律は「貸金業法」

この貸金業法では「総量規制」によって借りられる金額が年収の3分の1までに制限されるため、例えば年収が300万円の場合は最大で100万円までとなります。

一方、銀行に適用されるのは「銀行法」のため、この総量規制に該当する規制はなく、収入がない主婦でもお金を借りることが可能で、銀行はこの層をターゲットに貸し出す金額を増やして収益を拡大させてきました。

消費者金融よりも銀行カードローンに対する規制が緩いために銀行の貸付額が増え、これが多重債務につながるのではとの声も上がっています。

金利は銀行カードローン<消費者金融

消費者金融の金利

消費者金利の上限金利は18%、一方銀行は14%ほどで、銀行の方が金利が低いのが一般的です。

これは考えてみれば当たり前で、銀行はたっぷりたまっている顧客から預かった預金を原資に貸し出すためで、調達コストが安く、銀行カードローンを利用する顧客にもその分安く貸し出しできるためです。

ただ、消費者金融には無利息で、かつ即日キャッシングできるところがあったりと、審査さえ通れば貸し出しの条件は消費者金融に軍配が上がるケースも。

いつまでにいくらのお金が欲しいか。自分の状況をしっかり把握し、その条件に適した会社で借りるようにするとよいでしょう。

とはいえ、借金する前になんとかするのがベストですが。。

 

銀行カードローンと消費者金融の審査と保証人

利用時の審査はお堅い銀行の方が通りにくいイメージがありますが、会社によって審査基準が異なるため、一概に銀行の方が厳しいとはいえません。

中には銀行の方は通ったけど、消費者金融は落ちたという人も耳にします。

借入する際の保証人はどちらも必要ありませんが、銀行の方は保証会社を利用することが条件となります。

ここまで「銀行カードローン」と「消費者金融」の主な違いについて説明してきました。

この記事を書くきっかけとなったのはとあるTV番組で、気軽に銀行カードローンに手をつけて借金をしてしまう人が増えているとの番組を見たためです。

銀行が芸能人を使って大量にCMを流し、それを観たお金に困っている人が深く考えずに申し込むケースが多いようです。

どちらのサービスも、お金を借りてその代わりに利息を含めた借金を背負ってしまいます。

お金を借りる際は、他に代替案がないかを考え、極力借り入れを避けるのが賢明です。