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クレジットカードでの決済比率は僅か15%。なぜ日本人はクレジットカードを使わないのか?

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ネットショッピング等のインターネット上での資金決済に必要なクレジットカード。

テレビCMではカード会社のCMが流れ、30代以上の男性の多くは見栄のため?にゴールドカードを財布に忍ばせていますが、日本におけるカード決済の比率は僅か15%。

これは世界的にみても低い水準で、お隣韓国ではクレジットカードとデビットカードを合わせた決済比率は62%。ヨーロッパの国でも50%を越えている国がほとんどです。

なぜ日本はここまで時代遅れの現金主義のままなのか調べてみました。

日本ではクレジットカードは持っているが使わない人が多い

日本国内でのクレジットカードの発行枚数は約2,5億枚。成人一人当たりの保有枚数は約2,5枚となります。

つまりクレジットカードを持っているけど使わない人が多いのです。

なぜ使わないのか?クレジットカード会社や政府機関等がアンケートをとっていますが、以下の3つに大別できます。

1.金銭感覚が狂う(無駄使いをしてしまう)

「クレジットカード=お金の管理ができない」という印象を持っている方が多く、極端な方は使いすぎて借金を抱えてしまうと不安に思っている方もいるようです。

分別のつかない子供であれば、使いすぎてしまうというのも分かるものの、カードであろうが現金であろうが必要な物を必要な時に購入するだけ。

あくまでもクレジットカードは決済手段にすぎません。

日本においてはマネーについて学ぶ機会が少ないという理由もあるとは思いますが、社会人でクレジットカードを適切に使えないというの恥ずかしいことです。

2.個人情報の漏洩や不正利用が怖い

これはよく分かります。クレジットカードを作る時に登録するデータは名前、住所、連絡先などの個人情報だけでなく、勤務先や年収まで様々。

これらの情報がハッキングなどにより漏洩され、クレジットカードを不正利用されたらたまったものではありません。

しかし、これは自分では解決出来ず、心配するだけ損な事。

情報漏洩が怖くてクレジットカードの利便性を享受できないとなると、生活する上で様々な不都合が生じます。

クレジットカードを作る時は、これまで情報漏洩がないか、個人情報の保全についてどのような対策を取っているかなどカード会社のHP等で調べることが重要です。

3.使える場所が少ない

クレジットカードが普及し、外国人観光客が増えているためクレジットカードを使えるお店が多くなっているとはいえ、観光地や都心などを除くと未だにカードを受け付けないお店も多いようです。

公共料金や家賃など、毎月必ず支払う必要のあるサービスについては、全てクレジットカード払いできるようになれば、カードの普及が加速すると思うのですが。。

クレジットカードの長所メリットに目を向けよう!

財布が小銭やお札で嵩張らない、ポイントやマイルが貯まる、海外でも利用できる、不正に利用されてもカード会社が対応してくれる等、クレジットカードのメリットはたくさんあります。

むしろ1万円札と5,000円札を無くすことで、現金の盗難や経済犯罪等が現象し、よりよい社会になると思います。

お金の有り難みや、無駄遣いをしないといったことは大切ですが、現物がなくてもマネーの勉強をすることは可能。

クレジットカードの利便性を最大限に享受し使いこなしたいものです。