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マネー全般について元証券・銀行マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

生命保険に加入する場合、まずはネット生保を優先して検討を!対面型生保は2の次です!

生命保険

先日、外資系の生命保険会社に転職した友人から「保険のセールストークの練習のために時間を作ってくれないか?」との電話がかかってきました。

軽い気持ちでOKすると、指定されたのは某高級ホテルのラウンジ。

友人は見慣れないスーツをビシッと着込み、上司と共に私を迎えてくれました。

 

対面型生命保険は高いし分かりづらい

ネット生保

想像よりもマジな雰囲気にびっくりしたものの、友人は覚えたての知識を元に、私を仮想顧客に見立てプレゼンをスタート。

これから生きるうえでの様々なリスクを話した後、ある外貨建ての商品の説明に入ると友人は「払った保険料よりも将来的にはプラスで戻ってくる」と力説、その商品はどのような運用をしているのか質問すると友人は分からず上司に助けを求めました。

すると驚くことに、その地域を統括している上司ですら、その商品スキームを説明することができず困っていました。。

どうやら商品の本質を理解しておらず、マニュアルに沿ったいいところ取りをして説明をしていたようです。

「勉強のため」と誘っておいて、保険に加入してもらうつもりだったようですが、当然のことならが友人の目論見は外れました。

その後、その友人と連絡は取っていませんが、私以外の友達にも連絡をしてコンタクトを試みていたようです。

仕事とはいえ、彼は多くの友達を失うことになったのでしょう。

一見華やかに見える外資系生保の営業マンですが、精神的に辛くててすぐに辞める人も多いようです。

生命保険会社の営業マンなんていつの時代でも募集していますからね。。

外貨建て商品の場合、その保険の運用期間中に保険会社の取り分(マージン)以上に為替が円安に進み、かつ投資している債券や株式の価値が大きく損なわなければ、払った保険料よりも増えて返戻される事もあるのでしょうが、あまりにも不確実でリスクが大きすぎます。

外貨建ての複雑な保険に入るよりも、自分で安いネット生保に入り、株式や投信などに投資した方がトータルでうまくいく可能性は高そうです。

 

生保に入るならまずはネット生保を検討する

生保

最近は対面型の大手生命保険会社の保険料も下がってきたとはいえ、ネット生命保険の方がコストが安いのが一般的です。

対面の場合は、上記の通り売っている営業マンですら商品を説明できないほど複雑な商品が多く、特約をつければつけるほど、どんどん保険料が上がります。

また全ての営業マンがそうしているとは言いませんが、なるべく長期で月額料金の高い保険を顧客に提案するのが普通でしょう。

彼らにはノルマもあれば、成果報酬制度を採用しているところが多く、こうなってしまうのは当然のことです。

ネット生保のいいところは安いだけでなく、商品のシンプルさ。

特別な知識を必要とすることがなく、自分の理解の範囲内で「いつこうなったら◯◯円が支払われる」と把握することができます。

また、専用のコールセンターに問い合わせれば分からないことも解決してくれるでしょう。

ネット生保のデメリットとしては、申し込む時に全て自分で手続きをしなければならない点、商品がシンプルなものが多く個別のニーズに応える商品が少ない点などが挙げられます。

しかし最近は医療保険や就業不能保険なども死亡保険と合わせて加入することも可能で、顧客にとっては安くてよい商品を比較検討できる時代となりました。

保険に入ろうと検討している方は友人や親戚の保険の営業マンに言われるがまま保険に入って、毎月何万円もの保険料を払ってはいけません。

あくまでも保険はいざという時の備え。

安くて最低限自分の希望を満たす保険に入るとともに、不規則な習慣を見直し健康的な生活を送るのが第一です。