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宝くじは買ってはいけない!宝くじの全リターンは僅か50%、損する仕組みになっています。

宝くじ

今年も年末ジャンボ宝くじが販売されています。賞金は最大でなんと1等前後賞合わせて10億円!

10億円が突然手に入ったら、まず豪邸をキャッシュで一括購入、記念にゴージャスな海外旅行をして、余ったお金を安全性の高い商品の投資に回してあとは悠々自適な生活。。

夢は膨らみますが、宝くじはギャンブルの中でもリターンが低く、得する可能性が低い商品で、買わないほうが賢明です。

その理由をご説明します。

 

倉庫一杯の宝くじの山の中から1等は1枚のみ

年末ジャンボ

以前、テレビで放送していた宝くじを保管する倉庫で荷下ろしのバイトをしていた方の話を鮮明に覚えています。

その方も宝くじを毎年買っていたそうですが、バイトをしていた時に体育館ほどの大きさの巨大倉庫に宝くじの山がどっさりと積まれ、この中で1等のくじは僅か1枚と知らされた時に、これで1等が当たるわけがないと大きな衝撃を受けたそうです。

当然、それ以来宝くじを買うことはなくなったとのこと。

そもそも宝くじは他のギャンブル同様、胴元(国)が必ず儲かる仕組みになっています。

宝くじのリターンは約50%、お客さんへの還元率は半分のみです。

50%といっても、ごく僅かな高額当選者へのリターンがほとんどで、普通の人は10枚(3,000円分)購入して、300円分が1枚当たるのがほとんどでしょう。

運がよくて300円分1枚と3,000円分1枚、合計3,300円のリターンでプラス300円といったところでしょうか。

このような経験をされた方も多いと思います。

同じギャンブルでもパチンコのリターンは90%ほど、競馬は70%ほどで、これらに比べても、宝くじのリターン率は圧倒的に劣るというのが現状。

宝くじで夢を買うのもいいですが、夢より現実を見たほうがよいのは明らかです。

 

前兆があれば宝くじを買ってもいいかも?

宝くじ当選

最近は宝くじの売れ行きが減少、2016年の売り上げはピーク時から2割減の8,000億円になったとのことです。

売り上げを伸ばそうと、国は賞金を引き上げ、ネットでも販売するなど販路を広げていますが、今後も売り上げは減少する一方でしょう。

逆の見方をすれば、国民の金融リテラシーが向上したともとれます。

宝くじを買うより、株やFXに投資したほうが当然利益を上げられる可能性は高く、なんといっても自分で投資先を選べるため損をしても納得することができます。

最近だと仮想通貨が大人気で、GMOコインZaifといった大手仮想通貨取引所には口座開設者が殺到しているとのことです。

なお、宝くじで1等賞を引き当てた方は、購入前に宝くじを当てた夢を見た方や、ちょっとしたいい事が連続で続くなどの何らかの前兆があった方が多いようです。

もしこのような前兆があれば、宝くじを買うのもいいかもしれませんが、特に何もないという方は、宝くじを買うのは止めたほうがよいでしょう。