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仮想通貨の詐欺が急増!「必ず儲かる!」「◯倍になる!」なんてことは絶対にありません

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ビットコイン、イーサリアムなど仮想通貨の認知度がアップするにつれ、きな臭い話を耳にするようにもなりました。

今がチャンス!と新たな仮想通貨への投資をカフェで勧誘したり、高級ホテルで芸能人をMCにセミナーを開催したりと騙す方も必死。

何か新しいビジネスが誕生すると、そのブームに便乗してお金を稼ごうとする人がいるのは毎度のことですが、仮想通貨でもトラブルが急増しています。

当たり前ですが投資に絶対はありません

「半年で値段が3倍になり販売元が買取ります」「1日1%の配当が付きます!」「買うなら今がチャンス、さらに友達を紹介してくれれば◯万円差し上げます」

このような話につい乗って投資し、ある日から業者と連絡がつかなくなり、騙されたと気づく。。

このような事例が国民生活センターに多く寄せられています。

2016年の仮想通貨関連の相談件数は616件、2017年は上半期だけですでに昨年を上回っています。

もちろん泣き寝入りしている人がほとんどでしょうから、これは氷山の一角。

平均被害額は190万円と高額で、高齢者が多いのも特徴です。

仮に、仲のよい友人からこのような話を持ちかけられても絶対に聞く耳を持ってはいけません。むしろそういう人とは縁を切ることをオススメします。

世の中、絶対に儲かるなんて話はありません。

仮想通貨を取引したい場合は?

証券会社やFX会社の場合は金融庁への登録が義務付けられているため、金融庁の業者登録リストと照らし合わせることで、業者を判断することができます。

しかし仮想通貨の交換業者については、今春施行された改正資金決済法にて登録制とすることが決まったばかりで、現在は各社登録に向けて手続き中。

効力を発揮するのは10月1日からで、10月以降は金融庁のHPで確認できるようになりますが現在はその術がありません。

では仮想通貨を取引したい場合はどうすればいいか?

これも絶対はありませんが、業者の資本金、ユーザー数、評判などから判断するしかありません。

日本においてこれらの実績十分で大手とされるのは、「bitFlyer」「コインチェック」の2社。

この会社であれば、入金したものの出金できず持ち逃げされたなんてことにはならないでしょう。

念のためご自身でこの2社の株主や資本金、会社概要などを調べてみてください。

もちろん、これらの会社で取引しても「儲かる」「損する」は別の話です。

繰り返しとなりますが、

「友人・知人からの誘い」「電話・チラシでの勧誘」「◯倍儲かる、◯%の配当が必ずつくと行った断定的なセミナー」「あなたの友人を紹介して」

このようなケースはほぼアウト、悪徳会社のケースが多いでしょう。

仮想通貨の取引業者が登録制となることで、騙す側も今は必死なはず。今こそ、仮想通貨関連の詐欺への注意が必要です。