マネーの窓口

マネー全般について元証券・銀行マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

投資目的の外貨預金はデメリットのみですが、海外で現金を引き出すための外貨預金であれば便利に利用できる場合も!

f:id:kabuhack:20170420194133p:plain

以前「外貨預金はデメリットだらけ!」という記事を書きました。

この記事の通り、外貨預金は手数料が高く、金利もサヤが抜かれ、利便性が低いこと等から投資商品としてはオススメできませんが、海外によく行き現地で現金を引き出すことが多い方に限っては外貨預金を使うメリットもあります。

日本で外貨預金を行い、仮に円高になっても外貨のまま現金を引き出せば為替変動による損失を回避することができるのです。

外貨預金を現地で引き出しお得に活用する方法

最近は銀行などの金融機関が海外駐在者や旅行者、留学生など、頻繁に日本と海外を行き来する人向けに、外貨預金機能が付いているカードを発行しています。

ソニーバンクウォレット(Sony Bank WALLET)

ソニーバンクウォレットはソニー銀行の「キャッシュカード」と「Visaデビット」機能があるカードで、外貨で預金し海外ではデビット機能を使って買い物をすることができます。

この場合、手数料は外貨預金をする時のみ必要で(ドルであれば15銭)、これ以外にコストはかかりません。

対応通貨はドル、ポンド、豪ドル、香港ドルなど10通貨。

「Visa」や「Plus」に対応している海外のATMで現金を引き出すことも可能ですが、その場合はATM手数料として1.76%負担する必要があります。

住信SBIネット銀行が発行する「Visaデビット付キャッシュカード」も同様に海外のVISA系列のお店で利用することが可能です。

海外プリペイドカードGAICA(新生銀行)

例えば海外で留学している子供向けの送金に便利なのが、プリペイド型のカード。

新生銀行が発行する「海外プリペイドカードGAICA」では事前に外貨預金の口座からチャージすることで、その範囲内で子供が現金を引き出したり、クレジットカードとして利用することができます。

使えるのはチャージされている金額が上限で無駄遣いすることもできません。

大和ネクスト銀行やSMBC信託銀行も同様のカードを発行しています。

プレスティア外貨キャッシュカード(SMBC信託銀行)

特にアメリカに頻繁に行くことが多い方にオススメなのが、SMBC信託銀行が発行する「プレスティア外貨キャッシュカード」 。

口座内にあるドル預金をアメリカのシティのATMであれば手数料無料で現金を引き出すことが可能です。

もちろんシティやVISA系列のお店であれば、アメリカに限らず世界中で使うことができます。

外国での旅行や生活の際に頭を悩ますのが現地での決済方法。ビットコインが基軸通貨となれば、問題は解決するのでしょうが、まだだいぶ先のようです。

それまで、ぜひこれらのサービスを比較検討し、ご自身のニーズにあったカードをご利用ください。