マネーの窓口

マネー全般について元証券・銀行マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

「仕組預金」とは?初心者の方でも5分で理解できるようポイントを解説してみました!

f:id:kabuhack:20170602202636p:plain

ネット銀行で取り扱いの多い「仕組預金」。金融機関のHPを見ると金利が高いことから魅力的である商品に見えますが、「預金」という名称となっているものの場合によっては元本割れとなるリスクもある商品です。

ここではこの仕組預金の基本をしっかり押さえましょう。

仕組預金とは?

仕組預金とは円の定期預金と(オプションなどの)デリバティブを組み合わせたリスク型の定期預金です。

開始時から為替が円安に進むなど読みがあたると通常の円定期よりも資産が増えますが、中途解約できないなどの制約があり、一般的に上級者向けの商品といえます。

この仕組み預金は大きく分けると以下2パターンに分かれます。

将来の為替や株価の水準を予想する商品

為替レートが円安になるなど、予想が当たれば定期よりも高金利の円定期になるものの、外れると「外貨」普通預金にて償還され、場合によっては元本割れとなるケースもあります。

楽天銀行の「楽天デュアル定期預金」やじぶん銀行の「スイッチ円定期預金」がこのタイプ。

外貨預金を始めたい人や海外で外貨を使う予定がある人であれば、そのニーズを満たすため預け入れても問題ありませんが、そうでない場合は慎重さが求められます。

なお外貨建ての仕組預金は元本1,000万円までが国によって保証される預金保険の対象外であることも頭に入れておく必要があります。

預け入れ時に満期が決まっていないバターン

例えば、住信SBIネット銀行の「プレーオフ」は預入期間が最短1年〜最長10年の間で変動する商品です。

1年ごとに預入期間が見直されるため、1年で終わることがあれば10年間まで続く場合も。

元本は保証されますが、銀行が設定する期間中は中途解約をすることができないため、10年間絶対にお金を使わないという人以外は避けたほうが良い商品です。

上記の為替等を予想する商品と満期が決まっていない商品、どちらも定期預金よりも高い金利を得られる可能性がありますが、顧客に高金利を提供できるのはその分リスクがあるということを意味します。

現在はマイナス金利のため、元本保証の円預金の金利は定期で0.5%程度が限度。

リスクを許容できる場合は、仕組預金にて預けても問題ありませんが、絶対に元本割れは嫌だ、中途解約する可能性がある、商品の仕組みがイマイチわからないという方は仕組預金を利用するのはやめた方がよいでしょう。