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ビットコインが分裂、新仮想通貨「ビットコインキャッシュ(BCC)」が誕生、混乱はありませんでした。

bitcoin

8月1日にビットコインの「ハードフォーク」と呼ばれる分裂が行われました。

各取引所は分裂に伴う混乱を回避すべく、事前にビットコインの入出金等を一時停止。

幸い、懸念された問題は発生せずシステムも安定稼働、現在は通常通り取引ができる状態になっています。

投資家や各取引所関係者が冷や汗をかいた今回の分裂騒動、一旦は収束しそうですが、今後も引き続き同様の問題が起こりうるので注意が必要です。

 

ビットコインが分裂「ビットコインキャッシュ」が誕生

仮想通貨分裂

現在仮想通貨は約1,000種類あり、そのうち時価総額で換算するとビットコインだけで約半分の450億ドルと圧倒的なシェアを占めています。

今回の騒動はビットコインだけでなく、仮想通貨の将来の行く末を占う意味合いもあり、世界中から大きな注目を集めました。

「ハードフォーク」で何が起こったかというと、元々あったビットコインが分裂し、新たにビットコインキャッシュ(BCC)が誕生しました。

つまり、現在は「ビットコイン」と新通貨「ビットコインキャッシュ」の2つの仮想通貨が存在し、取引できるようになったのです。

計算上は分裂直後のビットコインとビットコインキャッシュを合わせた価値は、分裂前のビットコインと同じとなりますが、今後はそれぞれの通貨の需要などにより新たな値段が形成されていきます。

分裂後の対応は各取引所により異なりますが、元々保有していたビットコインと同量のビットコインキャッシュを割り当てた会社もあれば、ビットコインキャッシュを取り扱わないために割り当てなかった会社もあります。

ビットコインの値段も分裂前とさほど変わらず30万円台をキープ、相場は安定しています。

ここ数ヶ月騒がせたビットコインの分裂騒動は一先ずソフトランディングとなりそうですが、今年の11月にも再びシステム容量の拡大を予定しており、今回同様その方法を巡って対立が起こる可能性があります。

「今回大丈夫だったから次回も」と思いがちですが、当面、仮想通貨の取引は最悪の事態を常に想定して取引したほうがよさそうです。

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