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上場企業の給料・年収ランキング!市場、業種、個別企業で最も給料の高い所は?

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企業等の調査を行う東商工リサーチが上場企業の給与ランキングを発表しました。

調査対象となった3月期決算の上場企業2,172社で、2016年の平均年収は「628万円」と2015年よりも4,1万円増加、実に7年連続で給料が上昇しているという結果になりました。

デフレから脱却できず、消費税の増税を延期するなど日本経済は足踏み状態のイメージが強いですが、上場企業においては業績は堅調のようです。

上場企業の給料・年収ランキング!

市場別の年間給料ランキング
  1. 東証1部 676万円(1,339社)
  2. マザーズ 624万円(22社)
  3. 地方上場 559万円(73社)
  4. 東証2部 553万円(343社)
  5. JASDAQ 542万円(395社)

最も給料水準が高いのは大手企業が多い東証1部で676万円。22社と会社数が少ないものの、新興IT企業が多いマザーズが2位で624万円となりました。

次いで、地方上場(札幌、名古屋、福岡)、東証2部、JASDAQという順に。

業種別年間給料ランキング
  1. 建設業 711万円(135社)
  2. 水産・農林・鉱業 694万円(9社)
  3. 金融・保険業 694万円(141社)
  4. 不動産業 690万円(44社)
  5. 電気・ガス業 690万円(18社)
  6. 運輸・情報通信業 654万円(280社)
  7. 卸売業 626万円(224社)
  8. 製造業 622万円(1,058社)
  9. 小売業 515万円(117社)
  10. サービス業 539万円(146社)

1位は東京オリンピックに向け需要が急増、人手不足で給料も上昇している建設業で711万円でした。

金融・保険業は前年比で−1.8%となりました。マイナス金利の影響や大企業の資金調達が銀行から融資を受けるのではなく、社債を発行するなど直接調達に切り替わっていることも響いています。

業種別では下位にランクする小売業、サービス業ですが現在進行中の「働き方改革」が実施されると、社員の待遇も上昇し給料増が見込めます。

個別企業年間給料ランキング
  1. 東京放送HD(TBS) 1,661万円
  2. 朝日放送 1,515万円
  3. フジ・メディアHD 1,485万円
  4. 野村HD 1,451万円
  5. 日本テレビHD 1,427万円
  6. 日本M&Aセンター 1,418万円
  7. 三菱商事 1,386万円
  8. 伊藤忠商事 1,383万円
  9. テレビ朝日HD 1,373万円
  10. スクウェア・エニックスHD 1,365万円
  11. バンダイナムコHD 1,354万円
  12. 東京海上HD 1,347万円
  13. PKB毎日HD 1,343万円
  14. ファナック 1,318万円
  15. 三井住友トラストHD 1,266万円
  16. 住友商事 1,255万円
  17. 三井住友フィナンシャルG 1,251万円
  18. スカパーHD 1,236万円
  19. 中部日本放送 1,227万円
  20. 丸紅 1,221万円

個別企業では1位のTBS、2位の朝日放送をはじめ、メディア・TV関連企業がずらり。

TV視聴率は奮わないものの、各局は不動産やイベント開催、グッズ販売など経営を多角化しており、このことが功を奏しているようです。

その他では金融、商社の大企業が上位にランクインしました。

仕事を決める際は、自分が好きなことや遣り甲斐を感じる仕事を探すのが基本ですが、給料は多い方がいいですよね。

TBSの社員は平均で年収1,600万円超え。羨ましい!