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今話題の「VALU」の使い方は?分かりやすく解説してみました!サクッと始めることができます。

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最近「VALU」という単語を見聞きすることが多くなりました。

特にブロガーやデザイナー、クリエイターなどIT関連に詳しくネットの流行に敏感な人がこのVALUに飛びついて、SNS上では「VALU始めました!」などやり取りがなされています。

とはいえ、仮想通貨の購入や実際の取引が発生することから取っつきにくいのも事実。

そこでこの「VALU」についてITや投資初心者の方にも分かりやすいように解説してみました。

VALUとは?VALUERとは?

VALUの運営会社は株式会社VALUというベンチャー企業で、グリーに勤めていた小川晃平氏がグリー退社後に堀江貴文さんらの助言を受け2016年12月に創業、2017年5月31日にVALUをリリースしました。

VALUのサービスを一言で表すと、「個人が上場企業のように株式を発行し、投資家や支援者がその株式を仮想通貨ビットコインを通じて購入し売買する」ものです。

つまり以下の三者間にて成り立つサービスです。

  • 「VALU」・・株式発行者の審査、取引プラットフォームを提供
  • 「株式発行者」・・自身の株式(VAと呼ぶ)を発行
  • 「株式購入者」・・株式(VA)を売買する(購入者をVALUERと呼ぶ)

上場企業と東京証券取引所、投資家をイメージするとさらに分かりやすくなります。

企業は東証を通じて株式を新規に公開し、投資家は証券会社と東証を通じて株式を売買、そして企業が資金を調達する。

VALUの場合は、個人が株式会社VALUを通じて自分の株式(VA)を公開、支援者がその株式を購入します。

VA公開者はこれにより資金調達を行い、VA購入者は値上がり益や優待での特典を享受できるという仕組みです。

株式会社VALUはVAが売買される毎に徴収する手数料で収益をあげます。

VALUの始め方は?VAの買い方は?

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VALUを発行者or購入者として始めるためには、アカウントが必要(登録時はFacebookが必須)となります。

購入者はアカウント登録後にログインし、ビットコインを入金することで、VAを購入することができますが、その前にビットコインの売買ができる取引所で別途口座を作る必要があります。

VAを発行するためには、VALUの審査に合格する必要があり、この審査はFacebook、twitter、Instagramのいずれかでフォロワーが100人以上必要とされ、さらにSNSで情報商材ビジネスを展開している人や反社会的な行為を行っている人はNGとなります。

VALU発行時の時価総額(価値)はSNSのフォロワーが多い人ほど高くなり、逆にフォロワーが少なければ低くなります。

こうしてVALU発行者と投資家(VALUER)がVALUの取引プラットフォームの中で出会い、VAの取引ができるようになります。

また発行者はVALUERへの特典として優待を提供することも可能で、例えば「ブログ運営の相談」や「オフ会への参加権」など自分で設定しアピールできます。

VALUのリスクについて

VALUはビットコインを購入し、そのビットコインでVAを売買するという、お金のやり取りが発生するため、予めリスクをしっかりと理解する必要があります。

VAの価格変動リスク

企業が発行する株式同様、VAも需要と供給の関係によって成り立っており、VAが買った時の値段よりも下がると損失が発生します。

当然、値段が上昇して売却すれば(ビットコインベースで)利益をあげることができます。

VAの流動性リスク

発行者がVAを発行しても、取引する人がいなければ値段は動きません。

不人気のVAを購入した場合、そのVAを売ろうと思っても買い手が現れず、売却できないといったことも起こり得ます。

ビットコインに関するリスク

取引される株式(VA)はビットコインの値段によって変動します。つまり、ビットコインは8月8日現在、約37万円で取引されていますが、ビットコインの価値が下がるとVAも比例して価値が下落します。

またビットコイン自体が中央銀行に属さない仮想通貨として、その将来性が不安定とする見方もあります。

VALU自体のリスク

VALUのサービスを開始するにあたり、運営会社である株式会社VALUは金融庁にサービスを確認するなどの対応を行っていますが、株式市場のように厳格な規則に基づいて運営されているものではありません。

何か大きなトラブルが発生することで、サービスが停止となるなどのリスクも理解しましょう。

VALUのまとめ

2017年8月現在で、VALUは開始から2ヶ月ちょっとでVA発行者が1万人を超え、時価総額で1億円を超えるような人もでてきました。

堀江貴文さん、家入一真さんなどの起業家の他、イケダハヤトさん、はあちゅうさんなどの著名ブロガーがこぞって参戦、彼らのVAの価格も上昇しています。

フォロワーの多いインフルエンサーはVALUを始めてSNSで発信、ファンがビットコインで購入という、ネットや仮想通貨、SNSを駆使した今の時代ならではの先進的サービスが受け、今後さらにサービスの拡大と発展を見込むことができます。

しかし、お金が絡むことから、クラウドファンディングのように応援したいからVAを購入するのではなく、利益を上げたいからVAを購入する人が大多数。

一部で投機的な動きが出てきたのも事実です。

これらのマーケットリスクやビットコイン自体に存在するリスクを理解したうえで、少額から取引する分には試してみる価値がありそうです。

我こそは!という方はぜひ自身のVAを発行してみてください。