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子どもへの正しい「お金」の教え方は?子どもがお金を正しく管理できるようになる3つの方法。

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子どもが小学生になると、悩むのがお小遣い。周りの子どもと比較して多すぎてもいけないし、少なく過ぎてもいけない。。

さらに最初は親が小遣い帳をつけさせるなど、お金の使い方と管理方法を教えなければなりません。

せっかくなので、お小遣いをただ渡すだけではなく、お金を通じてしっかり教育し将来お金を自己管理できる大人に育てたいものです。

1.小学生の子どもには年始に一括で小遣いを渡す

子どもが正しくお金を管理できるようにするための3つの方法のうち、一つ目は小学1年生から実施します。

やることは簡単、正月のお年玉と1年分のお小遣いを年始に一括で全て渡すのです。

例えば、お年玉が合計2万円で月の小遣いが300円だった場合は、300円×12ヶ月=3,600円とお年玉を合計した2万3,600円を渡します。

もちろん現金で管理するのではなく、子ども名義の口座で一緒に管理し、必要な時は親も付き添って引き出すようにします。

ここで重要なのは、子どもに主体的となって管理をさせること。

お財布に今いくらあって、銀行口座にいくら残っていて、来年の正月までにいくら使えるかということを把握させ、考えさせます。

小学1年生、2年生にはちょっと難しいかもしれませんが、この「考える」ということが教育につながるのです。

また、1年間で使える金額は口座内にあるお金が全てで、このお金以外は一切小遣いをあげないと言い聞かせることも大事です。

2.小学校の中学年になったら「小学生新聞」を読ませる

読売、朝日、毎日などの全国紙は小学3年生の子どもが読めるような「小学生新聞」を発行しています。

中学年になったら毎日、小学生新聞を読ませるようにしましょう。料金は日刊版で1,800円ほどです。

新聞の漢字に平仮名がふってあるだけでなく、時事問題などが分かりやすく丁寧に解説され、時には大人が基礎を理解するために読んでもためになります。

日本の義務教育で足りないとされているのはお金に関する授業。

海外では当たり前のようになされるお金の教育が日本では行われず、多くの人がお金の知識が乏しいまま社会へ巣立つことになります。

小学生新聞で政治や経済、お金のことを学ぶだけでなく、朝早く起きて新聞を読むことを習慣づけるということもポイントです。

3.中学生になったら株式の売買をさせる

あまり知られていないようですが、未成年でも株式の取引を行うことができます。

口座を作るときに親権者の同意と判子も必要ですが、子ども名義で口座を開設し取引も可能となっています。

リスクが高い信用、先物、FX取引は未成年口座の場合、作ることはできません。取引できる商品は現物株式と投資信託のみとしている会社が一般的です。

子どもが中学生になったら、お祝いとして証券口座と10万円程度をプレゼントし、株式の売買を促してみましょう。

もちろん取引する前に書籍などで証券市場や注文方法、市場経済の仕組みを勉強させる必要がありますが、本屋に行けば中学生向けの解説本も販売されています。

子どもとしても、リアルなお金がかかっているので、しっかり勉強するでしょう。

自分で勉強し、これだと思った株式に投資することで、お金や経済の知識が飛躍的に向上します。

ちなみに、村上ファンドを作った投資家村上世彰さんも中学時代に父親からお金を渡され、株式の売買を始めたとのこと。

子どもにはあれこれ指図するのではなく「自分で考えさせる機会を与える」ことが重要です。

ぜひこの3つの方法を実践し、マネー・経済に強い子どもを育ててください。