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投資信託は1日1回の「基準価額」にて約定。株式のようにリアルタイムで取引できません!

投信の基準価額

NISAやiDeCoで取引をする人が増え、投資信託を取引する方が多くなりました。

証券会社のコールセンターには日々、投資信託に関する様々なお問い合わせが寄せられます。

投信をこれから取引しようと考えている方、また初めて取引した方は「投信も株と同じようにリアルタイムで取引できる」と思っている方が多いようで、日経平均が上昇したことで「今すぐ売って!」といった要望を何度も受けた事があります。

しかし投資信託は基本、中長期投資に適した商品。

日々の基準価額に左右されず、当初目標としていた利益に達した際や、期間をベースに売却することを第一に考えましょう。

 

投資信託は1日1回算出される「基準価額」にて約定

投資信託の約定

知っている人からすると当たり前のことですが、投資信託は1日1回算出される「基準価額」にて約定するため、成行や指値注文を発注することができません。

つまり、株やFXのようにマーケットが動いている間に値段がリアルタイムで次々に変動するのではなく、投信は購入or売却(解約)の注文を出しても、その時点ではいくらで約定するかわからず、注文後に算出される基準価額にて約定するのです。

なぜ、このような仕組みになっているかというと、投資信託はそのファンドが組み入れている株式や債権、為替など複数の商品から構成されているため、株式市場終了後にそれらの資産を全て時価評価で合算し、利息や費用なども計算して1口あたりの基準価額を出しているからです。

一般的なタイムスケジュールは、15時までに投信の注文を発注→その日の夜に基準価額が算出→その値段で約定となります。

しかし、注文した投資信託が海外の株式や債権などを組み入れている場合は、約定するタイミングが1日後ろ倒しとなり、翌営業日の夜の約定となることもあります。

このように投資信託は機動的な売買を行う事ができないため短期の取引には不向きで、NISAやiDeCoなど中長期で運用するものに適しているのです。

 

投信、外貨建てMMFはほったらかし投資が基本

なお、外国の国債や社債などで運用される「外貨建てMMF」も同様に成行注文はできず、マーケットクローズ後に為替レートなどを元に約定値段が決定します。

リアルタイムの値段で取引できないことから、不便だと感じる方もいるかもしれませんが、株式の場合はマーケットがオープンしている間は常に値段が変わるため、気になってついついスマホで値段を確認してしまうという方もいるでしょう。

相場が不安定で値段が乱高下している時などは仕事中も自分の保有株式の状況が気になって集中できないかもしれません。

投信や外Mであれば、このような心配はなく、「どんと構えて」一時的な変動に左右されることなく、ほったらかしにしていればOKです。

中長期での運用を考えている方は投信も一つの選択肢として検討をしてみてください。

投信で運用を考えている方は、GMOクリック証券松井証券 マネックス証券 など、手数料が安くて品揃えが豊富なネット証券で運用することをおすすめします。

コストが高い対面型の証券会社で取引すると、コストが高い分収益も悪化するので避けた方が良いです。