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2017年6月末の株式残高は190兆円、投資信託は100兆円と過去最高に!

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日経平均株価は2万円前後で足踏み状態、為替もドル円が110円前後での狭い範囲内での取引が続いていますが、日本人の株や投信などリスク商品への投資が徐々が増えています。

今年6月末時点での個人の株式残高は190兆円、投資信託は100兆円となり過去最高を記録しました。

これは「時価評価ベース」のため株価などと連動しますが、NISAやiDeCoなど国が「貯蓄から投資へ」という方針の元に打ち立てた制度も功を奏しているようです。

日本の個人の金融資産のうち株と投信の比率は僅か15%のみ

とはいえ、日本人はまだ個人金融資産のうち約半分が預貯金で占め、株と投信の比率は僅か15%のみと海外と比較して低い水準に留まります。

アメリカは約50%、ヨーロッパでも30%が株・投信で運用されており、企業は民間から資金調達を行い、その資金で設備投資や人材を確保してビジネスを拡大させています。

日本人の個人の金融資産は全部で約1,800兆円。

その半分が銀行口座に眠っており、さらに銀行も貸し手がおらずリターンの低い国債等で運用するのみで、お金が循環が滞っています。

日本では「株は一部の金持ちがやるもの」「自分の資産が減ってしまう可能性がある株なんてやりたくない」と思っている人も多いですが、株や投信への投資を通じて学ぶことも多く、特に20代、30代の若い世代の人達ほど、将来の事を考えポートフォリオの一部を投資に回してもらいたいものです。

まずは「NISA」を活用、必要があれば「iDeCo」を検討してみよう!

投資初心者の方は証券口座を開設した後、「NISA(少額投資非課税制度)」で少額から取引を始めてみることをオススメします。

NISAとは年間に120万円までの範囲内で投資した株式・投資信託に対しての利益が5年間非課税(通常20%)となる投資家にとって味方になる制度です。

投資対象は「あなたが応援したい企業の株」「あなたが注目している業種で評判のいい企業の株」や「日経平均株価に連動するETF(上場投信)」などがよいでしょう。

投資対象を絞り込む際には証券会社のHPや雑誌、四季報(全上場銘柄の情報が掲載されている冊子)なども参考にしてみてください。

「老後の資産をコツコツ貯めたい」という方は「iDeCo」を検討するとよいでしょう。

iDeCoは毎月自分の給料orまたは個人口座から掛け金を拠出し、投資信託等にて運用、掛金は全額が所得控除の対象となり、さらに値上がり益や分配金は非課税となる制度です。

NISAやiDeCoについては↓にて詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

www.kabu-money.com