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2018年1月から始まる「つみたてNISA」の対象となる投資信託は120本の予定。全て手数料無料です!

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金融庁は来年から始まる「つみたてNISA」の投資対象となる投資信託が120本程度となる見込みだと発表しました。

現在、残高の多い投資信託は販売手数料が3%、信託報酬は1%〜2%(年間の運用コスト)のものが多数を占めています。

「顧客本位」の厳しい基準が設定されたつみたてNISAは

  • 販売手数料が無料
  • 信託報酬が1.5%以下

などの基準を満たす必要があり、運用会社や販売証券会社からすると「儲からない商品」であるため、その対象となる投資信託の数がどのくらいになるか注目されていました。

結果は120本程度となる見込みで、投資家も多くの商品の中から選択することができそうです。

運用会社からすると監督官庁である金融庁の「顧客本位」という方針に逆らうことができず、大きな利益は見込めなくとも商品を提案せざるを得なかったという事情もあるでしょう。

つみたてNISAは年間40万円の範囲内で、対象となる投資信託に投資をすることで、配当や利益が20年間に渡り非課税となる制度。

対象となる投資信託は10月2日から届け出を受け付け、個人投資家は2018年1月から利用できるようになります。

現状のNISA口座は現在1,000万口座を超え広く普及したものの、積み立てによる利用は僅か10%以下に止まります。

また、利用されていない口座は約半数で、NISAの制度が十分に活用されていないのが課題でした。

「つみたてNISA」がスタートすることで、この状況が代わり投資が国民に根付くきっかけとなるか注目されています。