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民進党は終わりの始まり?前原代表の民進党、いきなり人事でつまづき不安の船出へ

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「挙党態勢を築く」と言っていた前原誠司民進党代表。

しかし皮肉にも幹事長の人事で山尾志桜里氏を抜擢しようとしたところ党内の反発を受けて頓挫、その代わりに大島敦元総務副大臣が幹事長に就任することになりました。

幹事長といえば、選挙や党運営、人事などを統括する代表に次ぐ党のナンバー2の要職です。

前原さんとしては女性で、若くて国会で安倍総理に鋭く突っ込むなどして存在感を高めてきた山尾氏を党の顔として引き立たせることで人気回復を図りたかったのでしょうが、改めて民進党の混乱を露呈する結果となりました。

党解体に突き進む民進党

幹事長 大島敦元総務副大臣(60、衆埼玉6区6回)
代表代行 枝野幸男元官房長官(53、衆埼玉5区8回)
政務調査会長 階猛元総務政務官(50、衆岩手1区4回)
国会対策委員長 松野頼久元官房副長官(56、衆比九州6回)
選挙対策委員長 長妻昭元厚生労働大臣(57、衆東京7区6回)

今回発表された、民進党の執行部はこのような陣容となりました。

昔から党内で影響力をもっていたベテランばかりで、さらに全員男性で華やかさに欠け、民進党が変わるキッカケにはならないでしょう。

山尾志桜里氏の幹事長就任が反発された理由として「経験や人脈が少ない」「スキャンダル報道がある」とされていますが、実のところは43歳と若くて女性議員というやっかみもあったのではないでしょうか。

民進党の議席と支持率の現状

4月に防衛副大臣を務めた長島昭久氏が共産党との連携に異を唱え離党、さらに8月に内閣府特命担当大臣を務めた細野豪志氏が「新たに党をつくる」として民進党を離党しました。

しかし、民進党の綻びは今に始まったことではありません。

民進党の2017年9月現在の議席は、

  • 衆議院 91人/475人(19%)
  • 参議院 47人/242人(19%)

となっています。2012年まで「与党民主党」として政治を担っていた党にも関わらず、現状は衆参共に議員数が2割を割るなど非常に厳しい状況にあります。

さらに直近の大型選挙、都議選では定数127人に対して民進党が獲得した議席は僅か「5人」。都議会では5番目の勢力にまで転落しています。

2017年8月の政党別の支持率では自民党(26%)に対し、民進党(3%)。

支持なしの無党派層が62%と大半ですが、今回の人事のつまづきを見て無党派層の多くは「民進党はダメだ」と思ったに違いありません。

では、民進党が復活、再生するにはどうしたらよいか?

自力では無理なので、解党して日本ファーストの会と連携する以外に方法はないでしょう。民進党の右派の議員は日本維新の会への合流も模索すべきです。

いずれにしろ、今の体制では次の衆院選では大敗が確実。

次の衆院選で民進党は大敗を喫し、党が分裂・解党となり、日本ファーストと日本維新の会を主軸とした政界大再編が起こることになりそうです。