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マイナンバー提出済み?来年以降のNISA口座継続、2017年度のNISA口座開設と金融機関の変更手続きは9月末まで!

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2014年に株式や投資信託の売却益や配当に対して非課税となる制度「NISA」がスタートしました。

投資家にとっては年間120万円の範囲内であればいくら儲かっても課税されないというメリットがあることからNISA口座の数は1,000万口座を越え、個人投資家への普及が広まりました。

しかしNISA口座を持っているにも関わらず取引をしていない人は半数にのぼり、まだ制度を活用できていない人が多いのも現状です。

NISAは2014年〜2017年の「第1期」と、2018年〜2023年の「第2期」に分かれます。

そのため、第2期から始まる制度変更などもあり、2018年以降もNISA口座を利用するためには今月までに取引している銀行、証券会社に「マイナンバー」を提出する必要があるなど、対応すべき項目がいくつかあります。

ここでは、そのポイントをまとめてみました。

2018年以降もNISA口座を利用する方でマイナンバー未提出の方

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すでに金融機関でNISA口座を開設していて「マイナンバー」を提出していない方は、今月中にマイナンバーを提出するようにしましょう。

10月以降の手続きとなる場合、金融機関に「非課税適用確認書の交付申請書」も提出する必要があるなど、手続きが面倒になります。

仮にマイナンバーを提出しなくても、NISA口座で株や投信を現在保有中の方であれば、2018年以降も売却はできるものの、新規で購入することはできなくなります。

NISA口座を保有している証券会社のHPで日程などを確認し、すぐに手続きをとるようにしましょう。

NISA口座未開設で12月までにNISAで2017年度の取引をしたい方

現在、NISA口座を開設しておらず、10月〜12月の間にNISAで取引をしたい方も、今月中の手続きが必要です。

会社によっては手続きの期限が9月中旬となっている会社もあるので、急いで確認することをオススメします。

NISAの投資枠は年間120万円ですが、この年間の期間は毎年1月〜12月までとなります。

つまり、9月中に手続きをすることで、2017年度の120万円の利用枠で投資することができ、2018年1月になるとリセットされて新たな120万円で投資をすることが可能となります。

NISA口座を利用する金融機関を変更する方

例えばA証券会社でNISA口座を開設しているものの、 NISA口座をB証券会社へ変更したい場合も、9月中に手続きを行わなければ2017年度の取引を変更後の会社で行うことはできません。

この場合、まずA証券会社にてNISA口座の廃止の手続きを行い、次にB証券会社でNISA口座開設の手続きを行うことになります。

これら全ての手続きにおいて、免許証などの「本人確認書類」と「マイナンバー」は必須となります。

手続きや書類に不備があり、期日に間に合わなかった場合は2017年度として取引ができなくなるなどの可能性があるので、必ず取引している証券会社などのHPでチェックし、早めに手続きをするようにしましょう。