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東京、神奈川の年間通勤コストは97万円!「働き方改革」だけでなく「通勤改革」も必要です。

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日本を象徴するシーンとして海外でも有名な通勤ラッシュ。

朝から満員の車両に人をかき分け突入、押したり押されながら2本の足で踏ん張り、会社の最寄駅に着く頃にはグッタリという方も多いと思います。

最近は痴漢が社会問題となっており、中には冤罪も多く人生が一気に暗転するケースもあります。

東京都が進める「時差ビズ」などの時差通勤も効果を発揮しているとは言えず、都内の主要路線では乗車率200%超えが当たり前となっています。

東京、神奈川の年間通勤コストは97万円!

日本経済新聞によると、年間の通勤コストがもっと高い都道府県は神奈川県の97.7万円で、次いで東京97万円とのことです。

一方、通勤コストが低い県は宮崎県の31万円で、同様に鳥取、大分、岩手、青森の通勤コストも低く、都心に住んでいる人との差は年間で50万円、60万円にもなります。

通勤コストとは15歳〜64歳を対象とし、往復の通勤時間に年齢別の平均時給をかけてコストを算出するものです。

あくまでの「コスト」のみで、通勤に伴う疲労やストレス、リスクなどは加味されていません。

人によってはコストよりも、通勤に伴う精神的、肉体的な負担に参っているという方もいるでしょう。

家族のために郊外に家を購入、しかし通勤に要する時間は片道1.5時間。家に帰ってもただ寝るだけで家族と会話をすることができず、疲れが取れない状態で朝起きて、また会社へ。。

これでは、なんのために生きているのかということになってしまいます。自分自身が幸せでなければ、家族を幸せにすることもできないからです。

自分の時給と通勤コストを計算してみよう!

自分の年収を1年間の実働時間で割ることであなたの時給を算出することができます。

  • 年収 500万円
  • 実働時間 8時間×250日=2,000時間
  • 時給 500万÷2,000時間=2,500円

この方の場合、1時間の価値は2,500円ということになります。

もし、毎日会社への往復で2時間かけている場合の経済的なロスは5,000円、1ヶ月だと10万円以上にもなります。

もし、「通勤に時間をかけてもいいから郊外のゆったりとした家」or「会社の近くの狭い家」で迷っている場合は、この時給と通勤コストを計算することで、一つの指標となるはずです。

企業にもテレワークや社員の時差通勤の導入、職住近接の促進などが求めれれていますが、まずは自分で現状を把握して、通勤をより快適にして仕事のパフォーマンス向上につなげたいものです。