マネーの窓口

マネー全般について元証券・銀行マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

iDeCo(個人型確定拠出年金)の認知度は51%、つみたてNISAは34.6%

f:id:kabuhack:20170914110933p:plain

2017年に制度が大幅改正され、公務員や主婦も加入できるようになった「個人型確定拠出年金(iDeCo)」。

そして、2018年からはコストが安いなどの条件を満たした投信を毎月積立できる「つみたてNISA」がスタートします。

どちらも「貯蓄から資産形成へ」という政府の方針に合致する制度で、銀行口座に眠っている資産が投信と株式を通じて企業に回り、経済が活性化することが期待されています。

「iDeCo」も「つみたてNISA」も認知度はまだまだ

iDeCo(個人型確定拠出年金)の認知度は「50:50」

マネックス証券が2017年9月1日から4日の間にiDeCoとつみたてNISAの認知度などに関するアンケートを顧客(486名)に対して行いました。

iDeCoの認知度に関しては

  • 内容を知っている(51%)
  • 名称は知っているが、内容は分からない(29.3%)
  • 名称も制度も分からない(19.7%)

と、制度内容を理解している人としていない人の割合は半々ということに。

ちなみに、iDeCoの制度内容のポイントは以下の通りです。

  • 毎月給料から掛け金を天引き
  • 投信や定期預金で運用
  • 投資額は全額所得控除に
  • 60歳までは基本、引き出し不可
  • 60歳以降に年金or一時金にて受け取る
  • 値上がり益と分配金が非課税
  • 一時金は「退職所得控除」が適用
  • 年金は「公的年金等控除」が適用

つみたてNISAの認知度は「34.6%」

続いて「つみたてNISA」に関する認知度調査です。

  • 内容を知っている(34.6%)
  • 名称は知っているが、内容は分からない(39.4%)
  • 名称も制度も分からない(26%)

という結果になりました。まだ始まっていない制度のため、認知度は低い結果となりました。

60歳まで引き出すことができないなどの制約があるiDeCoと比べると、つみたてNISAの方がより柔軟に投資をすることができるため、まだ制度内容を理解していない方はぜひ以下のポイントを押さえてください。

  • 投資対象は金融庁の基準を満たした投資信託
  • 販売手数料は無料
  • 信託報酬(運用コスト)が一定以下
  • 年間40万円までの積立投資の配当と利益が非課税
  • 口座開設は2017年10月〜、スタートは2018年〜

アンケートに回答した方はマネックス証券の口座を持っている方です。

つまり投資経験がある人ですら、iDeCoとつみたてNISAの制度を理解していない人が多く、アンケート対象を一般人とすると、理解している人の割合は大幅に低下することは確実で、金融商品、制度の普及や教育がまだまだでるという結果を露呈することになりました。

www.kabu-money.com