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連日売買代金上位!レバレッジ(ブル)型、インバース(ベア)型のETFはなぜ人気なの?

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証券会社や経済・株式関連のHPでは株式の売買代金ランキングを見ることができます。

日にもよりますが取引金額が多く、連日上位にランクインするのは、任天堂(7974)、ソフトバンク(9984)、ソニー(6758)、キヤノン(7751)など誰もが知っている大企業ばかり。

その中で「日経平均レバレッジ上場投信(1570)」や「日経ダブルインバース上場投信(1357)」といった聞きなれない銘柄が上位に食い込むことがよくあります。

なぜ1日で何百億円もの売買が成立するほど人気なのか、その理由をご紹介します。

レバレッジ型ETF、インバース型ETFとは?

東証に上場している銘柄はソニーや任天堂のような個別企業の株式の他に、ETF(上場投信)と呼ばれる銘柄も上場しています。

ETFとは日経平均、TOPIXなどの価格に連動することを目指した投資信託で、株式同様に時価で取引をすることが可能です。

簡単にいうと、日経平均に連動したETFの場合「日経平均株価という株式」を取引することができるのです。

そのETFの中でも特に人気があるのが、レバレッジ型、インバース型のETFです。

レバレッジ(ブル)型ETFとは?

レバレッジ型ETFは日経平均株価など対象とする指数の動きに対して、2倍の値動きをするETFです。

例えば日経平均株価に連動するレバレッジ型ETFを買った後に、原指標である日経平均が2%上昇した場合、レバレッジ型ETFの価格は4%上昇します。

逆も同様で、日経平均が2%下げた場合は、4%の損失が発生することに。

つまりレバレッジ(てこの原理)をかけたETFのことで、その中でも「日経平均レバレッジ上場投信(1570)」は最も人気の高いレバレッジ型ETFです。

なお、レバレッジ型ETFは、雄牛が角を下から上へ突き上げる仕草が相場に対して強気であることを連想させることから「ブル型」とも呼ばれます。

インバース(ベア)型ETFとは?

「インバース」はinverse(逆の)という意味で、日経平均株価などの原指標と逆の値動きをするETFです。

日経平均インバース・インデックス(1571)の場合、日経平均が3%下落すると、日経平均インバース・インデックスの価格は3%上昇します。

逆に日経平均が3%上昇すると、日経平均インバースの価格は3%下落します。

取引金額の多い日経ダブルインバース上場投信(1357)の場合、日経平均の値段の「-2倍」の値動きとなるため、日経平均が3%下落すると、日経ダブルインバースは6%上昇して利益をあげることができます。

また、このインバース型ETFは熊が爪を振り下ろす仕草が、下落局面でも利益をあげることができることを連想させるため、「ベア型」とも呼ばれます。

レバレッジ型、インバース型ともに、短期で大きなリターンを狙える2倍のレバレッジがかかったETFが人気で、価格が日経平均やTOPIXに連動するため、銘柄選びに手間がかからないというのも支持されている理由となっています。

日経平均レバレッジ・インデックスETF銘柄

(1570)日経平均レバレッジ・インデックス上場投信

(1579)日経平均ブル2倍上場投信

(1367)ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス

(1458)楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型

(1358)上場インデックスファンド日経レバレッジ指数

※日経平均が上昇すると予想している時に投資するETFです。日経平均に対しての変動率は2倍です。

日経平均インバース・インデックスETF銘柄

(1571)日経平均インバース・インデックス上場投信

(1580)日経平均ベア上場投信

(1456)ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックス

※日経平均と逆(-1倍)の値動きをするETFです。

日経平均ダブルインバース・インデックスETF銘柄

(1357)日経平均ダブルインバース・インデックス上場投信

(1360)日経平均ベア2倍上場投信

(1459)楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型

※日経平均と逆(-2倍)の値動きをするETFです。