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「衆議院解散総選挙」過去10回の解散日→投開票日の株価騰落率を調査!選挙時のアノマリーは?

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第48回衆議院議員総選挙は9月28日(木)に解散、10月10日(火)に公示、10月22日(日)に投開票という日程になる公算が高くなりました。

最終的には安倍晋三総理がアメリカから帰国する9月22日(金)頃に判断しますが、世間は選挙モードに突入、豊田真由子議員や山尾志桜里議員ら離党したお騒がせ議員も立候補への意欲を見せるなど、メディアに話題を提供しています。

先日、選挙関連銘柄をご紹介しましたが、今回は過去10回分の衆議院解散総選挙を振り返り、株価が解散日から投開票日にかけてどう動いたか検証したいと思います。

「衆議院解散総選挙」過去10回の株価騰落率

回次 解散日 日経平均 投票日 日経平均 騰落率 首相
38 1986/6/2 16,739 7/6 17,714 +5.82 中曽根
39 1990/1/24 36,778 2/18 37,222 +1.21 羽田
40 1993/6/18 19,804 7/18 20,150 +1.75 宮沢
41 1996/9/27 21,547 10/20 21,302 -1.13 橋本
42 2000/6/2 16,800 6/25 16,925 +0.75
43 2003/10/10 10,786 11/9 10,505 -2.60 小泉
44 2005/8/8 11,778 9/11 12,896 +9.49 小泉
45 2009/7/21 9,652 8/30 10,492 +8.71 麻生
46 2012/11/16 9,024 12/16 9,828 +8.92 野田
47 2014/11/21 17,357 12/14 17,099 -1.48 安倍

左から衆議院総選挙の回次、解散日、解散日の日経平均株価、投票日、投票日翌営業日の日経平均株価、解散日→投票日の騰落率、解散時の首相という並びです。

直近10回の衆議院解散総選挙で株価が上昇したのは7回、下落したのは3回という結果になりました。

解散総選挙で一旦リセットし、その時の民意が政治に反映されるとの期待がマーケットにもポジティブに反応する傾向が見て取れます。

第44回衆議院議員総選挙時には株価が約9.5%も上昇しました。

この時は、当時の小泉純一郎総理が参議院での郵政民営化否決を受けて民意を問うべく解散に打って出たところ、小泉自民党が圧勝したのです。

結果、多くの「小泉チルドレン」が誕生したのは記憶に新しいところで、小泉総理が掲げた「郵政民営化」とブレない政治姿勢、リーダーシップが高く評価されました。

現在の安倍総理は小泉政権時代に官房長官を務めるなど、小泉劇場を間近で見てきたはずですが、今回の解散は消極的な追い込まれ解散であり、投票結果がどのような結果になろうと株価が大幅に上昇することはないと予想します。

民進党が全くダメで党内まとまらず、若狭新党も準備不足、維新の会も知名度と人気は大阪止まりで、消去法で自民党へ投票という方が多いのではないでしょうか。

2019年に消費税を10%に引き上げる時頃までは自民党に政権を担ってもらい、景気回復、そして株価上昇へと期待をしたいものです。

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