マネーの窓口

マネー全般について元証券・銀行マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

早実清宮幸太郎君「プロ入り表明」へ!プロ野球で活躍するのは高卒選手それとも大卒以上の選手か調べてみました。

f:id:kabuhack:20170922174647p:plain

早稲田実業高校で合計111本のホームランをかっ飛ばし、高校卒業後の去就が注目された清宮幸太郎選手。

9月22日(金)に記者会見を開き、プロ野球への志望届を提出することを発表しました。

希望球団は全12球団OKとのことで、10月26日に開かれるドラフト会議では複数の球団が1位指名することが確実、その行方にも注目が集まっています。

目標は早実の先輩である王貞治氏の持つHR記録868本で、さらに大リーグも目指すとのことです。プロ野球だけでなく、メジャーでも大活躍してもらいたいものです。

プロ野球で活躍するのは高卒選手それとも大卒以上?

清宮君のニュースを見て、そもそも有望な高校球児は高校を卒業してすぐにプロの世界へ入った方がよいのか、それとも大学や社会人などで鍛えてからの方がいいのか疑問に思いました。

そこで幾つかのデータを引っ張り、検証してみたいと思います。

2016年度ドラフト会議高卒、大卒、社会人、独立リーグ出身比率
  • 高卒 44名(38%)
  • 大卒 44名(38%)
  • 社会人 17名(14%)
  • 独立リーグ 10名(9%)

2016年のドラフト会議では12球団、育成選手も含めて合計で115選手が指名されました。高卒選手と大卒選手それぞれ44名で同じ人数に。

なおこの年に指名された選手の初年度の平均年棒を比較すると、

  • 高卒 607万円
  • 大卒 1,074万円

となっており、給料の面ではだいぶ開きが出ました。

プロへの窓口は高卒と大卒で変わらないものの、大卒選手の方が(当たり前ですが)即戦力として期待されるため、給料が高いという結果に。

 日本代表「侍ジャパン」の選手の出身比率
  • 高卒 13名(46%)
  • 大卒 9名(32%)
  • 社会人 6名(21%)

2017年3月直近の侍ジャパンの選手28名の出身を調べたところ、高卒選手が最多の13名でした。

さらに名球会入りした選手、メジャーリーグで活躍した選手などを確認すると、これらの「スター選手」は圧倒的に高卒の選手が多いことが分かりました。

現在のスター選手としてパッと名前が上がる選手だと、ダルビッシュ、田中将大、イチロー、大谷翔平、菅野智之、坂本勇人、筒香嘉智、柳田悠岐などの名前が出ますが、やはり高卒の選手がほとんど。

圧倒的な実力を持つスター候補の選手は高校から直にプロへ入ることで、その後の活躍に繋がるようです。

清宮君は早稲田大学に進学するよりも、プロに直で入る方が野球人として成功する可能性が高く、今回の選択は正しかったと言えそうです。