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証券会社の株式手数料は「約定毎」と「1日定額制」のどちらがお得?SBI証券と楽天証券で比較検討してみました。

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証券会社で株式や信用の取引をする場合、多くの会社が手数料体系を「1約定毎の手数料」と「1日の約定代金を合算しての手数料(1日定額制)」の2パターン提供しています。

口座を開設した直後はデフォルトで「1約定毎」の設定になっており、これをWeb上で変更手続きすることにより「1日定額制」に変更をすることができます。

では、この2つの手数料方式のどちらを選択した方がよいのでしょうか。口座数、売買代金等がネット証券1位のSBI証券と2位の楽天証券を例に比べてみました。

株式手数料は「約定毎」と「1日定額制」のどちらが得?

SBI証券の現物株式手数料(スタンダードプラン、1約定毎、税込)
  • 10万円以下 150円
  • 20万円以下 199円
  • 50万円以下 293円
  • 100万円以  525円
  • 150万円以下 628円
  • 3,000万円以下 994円
  • 3,000万円超 1,050円
SBI証券の現物株式手数料(アクティブプラン、1日定額、税込)
  • 10万円以下 0円
  • 20万円以下 206円
  • 30万円以下 308円
  • 50万円以下 463円
  • 100万円以下 822円
  • 以降100万円増加毎 432円ずつ増加

スタンダードプランは「1約定毎」、アクティブプランは「1日定額制」の手数料となります。

1日定額制の場合は1日の約定が仮にA株4万円、B株5万円、C株4万円の3回の場合、合計の約定代金が13万円となり、この場合はトータル税込で206円の手数料となります。

楽天証券の現物株式手数料(超割コース、1約定毎、税込)
  • 10万円以下 150円
  • 20万円以下 199円
  • 50万円以下 293円
  • 100万円以下 525円
  • 150万円以下 628円
  • 3,000万円以下 994円
  • 3,000万円超 1,050円
楽天証券の現物株式手数料(いちにち定額コース、1日定額、税込)
  • 10万円以下 0円
  • 20万円以下 206円
  • 50万円以下 308円
  • 100万円以下 463円
  • 150万円以下 926円
  • 3,000万円以下 2,160円
  • 3,000万円超 3,240円

SBI証券、楽天証券とも手数料を業界最安値水準で競っており、約定毎と1日定額の現物株式手数料は両社ほぼ同じです。ほぼ限界まで下がっている印象です。

「1約定毎」と「1日定額」どちらを選択すべきかですが、基本的には1日2回以上の取引をする方は「1日定額制」を、たまにログインして1日1回程度取引する方は「1約定毎」のプランを選んだ方がお得になるケースが多いです。

1日に何十回、何百回と取引をする方は当然「1日定額制」の方が割安ということに。

ただ、SBIも楽天も1日定額制の場合は約定代金の合計が10万円以下だと、手数料が無料となるため、10万円以下の株式のみ取引をするという方は「1日定額制」を選ぶようにしましょう。