マネーの窓口

マネー全般について元証券・銀行マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

「投資信託」と「ETF(上場投資信託)」の違いを説明できますか?それぞれのメリット、デメリットなどをまとめました。

f:id:kabuhack:20170918095546p:plain

証券会社で取り扱っている商品に「ETF」と「投資信託」がありますが、それぞれどのような商品か説明できるでしょうか?

「投資信託は取引したことあるけど、ETFはよく分からない。」「ETFってたまに聞くけど。。」

という方も多いと思います。

そのような方に、投資信託とETFの商品概要を分かりやすく説明をします。

「投資信託」と「ETF」の違いについて

投資信託の基本とメリット・デメリット

「投資信託」は「公募投資信託」と「私募投資信託」の2つに大別でき、公募投資信託は広く一般投資家から資金を集めて運用会社が運用するもので、私募の方は機関投資家など限定された投資家からお金を集めて投資を行います。

一般的に「投資信託(ファンド)」は「公募投資信託」のことを指し、日本において公募投資信託は約6,000本も種類があります。

証券会社や銀行によって取り扱い投信と本数が異なり、投信の取り扱い本数が最も多いSBI証券でも2,500本ほどとなっています。

投資信託の運用先は多種多様で、日本株や株価指数、外国株、債券、商品、これらを組み合わせたバランス型など様々です。

メリットとしては、

  • 少額で分散投資できる
  • 投資金額を◯万円などと指定して取引できる
  • 個人では取引できない外国株などにも投資できる

といったことが挙げられます。

一方デメリットとしては、

  • 1日1回算出される基準価額でしか取引できない
  • 株式やETFに比べると手数料が高くなるケースが多い

この2点となります。

投資信託の手数料は購入時と売却時にかかる手数料と、運用中に引かれる運用コスト「信託報酬」の2つがあります。

ネット証券では手数料無料のノーロード投信の取り扱いも多く、最近は投資家が負担するコストも大きく減少しています。

ETF(上場投信)の基本とメリット・デメリット

ETFはExchange Traded Fundの略で、日本語で表すと「上場投資信託」となります。

この名前の通り、東京証券取引所に上場している投資信託で、株式と投資信託の特徴をあわせたような投資商品です。

ETFの本数は212本(2017年9月現在)で、投資信託同様に日本株(業種別、テーマ別)や株価指数、外国株、商品などで運用されます。

中でも日経平均株価などの株価指数をレバレッジをかけて取引ができる、レバレッジ型、インバース型のETFは非常に人気があり、全3,600銘柄の中でも売買代金は常に上位にランクするETFもあります。(詳細はこちら

ETFのメリットは

  • 株式同様、その時の時価で取引できる
  • 分散効果が得られる
  • 信託報酬が投信に比べると低い

といったことがあります。

デメリットとしては、投資金額が数万円は必要で、投信よりは投資金額を多く必要とする点です。

ETFの銘柄一覧、レポートなどは東証のHP(こちら)より見ることができます。

投資信託とETFの比較

  投資信託 ETF
購入窓口 証券会社、銀行 証券会社
取引金額 1日1回算出される基準価額 市場OPEN時の時価
注文方法 事前注文→基準価額にて約定 成行、指値等
最低投資金額 1万円(ネット証券は100円) 数万円〜
取引手数料 取引金額の0%〜3% 証券会社により異なる
信託報酬 年間0.3%〜1.8%程度 年間0.1%〜1%程度
信用取引 不可 可能
上場 非上場 上場

以上、投信とETFの違いの説明でした。

なお、2018年から始まる「つみたてNISA」の投資対象は金融庁が選定した投資信託のみとなります。一方「NISA」では投資信託の他に、株式・ETFも取引可能です。

ぜひ投資信託、ETFについて自分の投資方針に合うファンドをみつけて、取引を検討してみてください。

www.kabu-money.com