マネーの窓口

マネー全般について元証券・銀行マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

日本人はアメリカ人よりも働かない?OECDが発表した「世界各国の労働時間国別ランキング」は全く参考になりません。

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かつて証券会社で働いていた時、平日は朝7:30〜深夜1:00頃まで、土日は9:00〜17:00頃まで仕事という超激務な状況を半年ほど経験したことがありました。

家に帰ってシャワーを浴びて4時間ほど寝て出社の繰り返しです。

とはいえ、重要な仕事を任され、権限も与えられ、やる気満々(ワーカホリック?)で、帰りのタクシーで飲むビールが本当に美味しかったことを思い出します。

自分が納得して仕事をするのは問題ないと思いますが、これがやらされ仕事で、さらにサービス残業であれば大問題。

周りを見渡すと優良企業だと思われている会社に勤めている友人でも、会社で残業できないためにPCを家に持ち帰って夜遅くまで仕事といったケースもあり、このようなことは氷山の一角でしょう。

実際のところ、日本人の労働時間の平均はどれくらいかと調べたところ、面白いデータを発見したのでご紹介します。

世界各国の労働時間国別ランキング2016

  1. メキシコ(2,255時間)
  2. コスタリカ(2,212時間)
  3. 韓国(2,069時間)
  4. ギリシャ(2,035時間)
  5. ロシア(1,974時間)
  6. チリ(1,974時間)
  7. ポーランド(1,928時間)
  8. ラトビア(1,910時間)
  9. イスラエル(1,889時間)
  10. リトアニア(1,885時間)
  11. アイスランド(1,883時間)
  12. アイルランド(1,879時間)
  13. エストニア(1,855時間)
  14. ポルトガル(1,842時間)
  15. トルコ(1,832時間)
  16. 米国(1,783時間)
  17. チェコ(1,770時間)
  18. ハンガリー(1,761時間)
  19. ニュージーランド(1,752時間)
  20. スロバキア(1,740時間)
  21. イタリア(1,730時間)
  22. 日本(1,713時間)

1年間の労働時間の多い国から順に並べたOECD(経済協力開発機構)が発表した2016年のランキングです。

1位はメキシコで年間2,255時間。ラテンの国からくるイメージだと労働時間は短い印象がありますが、この統計によるとメキシコ、コスタリカと中南米の国が1位、2位という結果に。

日本は上位にランクすると思われたものの、なんと主要38ヵ国中22位で、アメリカやNZ、イタリアよりも労働時間が少ないという結果になりました。

日本の1,713時間を12ヶ月で割ると1ヶ月あたりの労働時間は142時間。さらに22営業日で割ると6.4時間となります。

社員で1日の労働時間が6.4時間というのはありえない数字で、さらに調べてみると日本のデータにパートやアルバイトの従業員も含んでいるため、このような結果になったようです。

おそらく他国も同様ですが、日本の場合はパートやアルバイトの比率が高いため、統計上はこのような結果になったのです。

なお、日本の正社員に限定すると年間の労働時間は2,000時間を超えており、サービス残業など、統計上算出されない時間を含めると、さらにその数字は増えるとされています。

正社員の方は、ぜひご自身が働いている会社での年間の労働時間を算出して、一つの目安となる2,000時間を超えているかどうか確認をしてみてください。