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世界経済フォーラム「世界競争力ランキング2017」日本は9位に後退、政府債務と女性の社会進出が順位を押し下げる結果に。

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世界のビジネスや政治の改善に取り組む国際機関「世界経済フォーラム」は2017年度の各国の競争力ランキングを発表しました。

1位はスイス、2位はアメリカ、3位シンガポールとなり、日本は2016年の8位から9位に後退しました。

この競争力ランキングは労働市場、金融サービス、教育、ビジネスの洗練度など12項目から算出したもので、日本は教育やインフラは高評価だったものの、巨額の借金、低い成長率、女性の社会進出の遅れなどが足を引っ張り順位を下げました。

世界競争力ランキング2017(評価指数)

  1. スイス(5,858)
  2. アメリカ(5,853)
  3. シンガポール(5,706)
  4. オランダ(5662)
  5. ドイツ(5,655)
  6. 香港(5,532)
  7. スウェーデン(5,519)
  8. イギリス(5,507)
  9. 日本(5,495)
  10. フィンランド(5,489)
  11. ノルウェー(5,404)
  12. デンマーク(5,391)
  13. ニュージーランド(5,369)
  14. カナダ(5,349)
  15. 台湾(5,327)
  16. イスラエル(5,312)
  17. アラブ首長国連邦(5,297)
  18. オーストリア(5,247)
  19. ルクセンブルク(5,232)
  20. ベルギー(5,225)
  21. オーストラリア(5,192)
  22. フランス(5,180)
  23. マレーシア(5,174)
  24. アイルランド(5,158)
  25. カタール(5,106)
  26. 韓国(5,072)
  27. 中国(5,002)
  28. アイスランド(4,993)
  29. エストニア(4,850)
  30. サウジアラビア(4,827)

他の主要国ではロシア38位、インド40位、イタリア43位、メキシコ51位、ベトナム55位、フィリピン56位、ブラジル80位となりました。(全137ヵ国、数字は評価指数)

日本はアジアの中でも3位シンガポール、6位香港よりも下という結果に。

海外の企業がアジアに拠点を構える際に、東京よりも香港やシンガポールを選ぶケースが増えてきているとのことですが、言葉の問題に加えてこのランキングに現れているような事も影響しているのでしょう。

国が抱える1,000兆円を超える借金については短期的にどうすることもできませんが、女性の社会進出や男女間格差、ビジネスでのイノベーションなど日本の評価が低い点については、日本においても問題視されており、政府は積極的に改善へ向けて動くべきです。