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SBIホールディングスが仮想通貨「Sコイン」を発行!年内にSBIグループ内で利用をスタートするとのことです。

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SBI証券、住信SBIネット銀行などの金融事業を展開するSBIホールディングスはSBI独自の仮想通貨「Sコイン」を発行することを発表しました。

日本円にペッグ(連動)する仮想通貨ではなく、ビットコインのように値段が変動し、取引所でも売買できる仮想通貨で、キャッシュレス化だけでなく、決済や送金コストの削減を実現します。

「Sコインプラットフォーム」と「Sコイン」について

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SBIが提供する仮想通貨発行のプラットフォーム「Sコインプラットフォーム」では、スマホを決済手段とし、Sコインだけでなく、前払式の電子マネーや地域通貨なども利用可能となります。

つまり、このプラットフォームを利用することで、地方自治体や事業会社などは初期投資を抑えて独自のコインを発行することができます。

SBIはまず年内にSBIグループにてSコインの利用を開始し、その後にSコインプラットフォームを導入する地方自治体などにサービスを提供するとのこと。

2017年に入って金融機関やIT企業の仮想通貨関連ビジネスが急ピッチで展開されています。

三菱東京UFJ銀行は日本円に連動する「MUFGコイン」にてすでに実験を開始、みずほ銀行を主体とする数十の銀行も「Jコイン」構想をスタートさせるなど、各社遅れを取るまいと仮想通貨サービスの開発を急いでいます。

また、GMOやDMMはこれまで中国勢が圧倒的シェアを占めていた、仮想通貨の採掘「マイニング事業」を始めるため多額の設備投資を発表するなど、ソフト、ハードの面で仮想通貨関連ビジネスが急拡大、今後もこの状況は当面続きそうです。

なお、ビットコインは中国の仮想通貨取引所閉鎖などのニュースを受け一時的に値段を下げたものの、9月28日現在では1BTC=47万円近辺と過去最高値水準にまで回復しています。

人気の金融商品であるFXはレバレッジ規制が検討されるなど、マーケットは縮小方向にあるだけに、なおさら仮想通貨関連のビジネス動向には目が離せません。

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