マネーの窓口

マネー全般について元証券・銀行マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

直近7回の衆議院選挙の主要政党(自民党、民進党)の獲得議席の推移。第48回衆院選はどうなる?

f:id:kabuhack:20170915184915p:plain

政治の世界が大きく動き始めました。

9月下旬になり、前原民進党は設立したばかりの「希望の党」へ合流することを決定、自民党有利と見られた状況が一転し、自公与党での単独過半数233議席の獲得が危ないのでは?とする見方も出てきました。

7月に行われた東京都議選では小池都知事率いる都民ファーストの会が49議席(自民は23議席)を獲得するなど圧勝、小池フィーバーの勢いが国政でも起こるのではと与党は戦々恐々となっています。

ここでは過去7回の衆院選の結果を振り返り、10月の衆院選の行方を占いたいと思います。

直近7回の衆議院選挙の主要政党(自民党、民進党)の獲得議席

解散時首相 自民 民主 その他
1996年 橋本 239(47%) 156(31%) 105(21%)
2000年 233(48%) 127(26%) 120(25%)
2003年 小泉 237(49%) 177(36%) 66(13%)
2005年 小泉 296(61%) 113(23%) 71(14%)
2009年 麻生 119(24%) 308(64%) 53(11%)
2012年 野田 294(61%) 57(11%) 129(26%)
2014年 安倍 291(61%) 73(15%) 111(23%)

1996年の選挙時は自民党は過半数に届かず社民、さきがけと連立を組み政権を維持しました。この時の野党第1党は新進党で党首は小沢一郎氏でした。

2000年以降は自民党は公明党と組み、さらに小泉純一郎首相のもと安定多数を維持します。

2009年、麻生首相が解散した次の選挙では民主党が308議席を獲得し歴史的な政権交代を果たしました。

しかし普天間基地の移設や政治資金問題で鳩山由紀夫首相が1年ももたず、次の菅直人首相は東日本大震災や原発への対応で後手に回り、野田佳彦首相が打って出た選挙で大敗、野党に戻ることに。

2012年に安倍内閣が発足すると比較的安定して政権を運営、しかし2017年に入ると加計、森友問題、議員の不祥事や失言が相次ぎ自民党の支持率が急落、そこへ小池都知事が割って入った形となっています。

今回注目されている小池新党「希望の党」は民進党を巻き込み、首都圏だけでなく全国の小選挙区で自民党候補者との戦いとなる見込みです。

希望の党は設立したばかりで候補者がおらず、民進党は不人気で選挙を戦えない状況から、人気のあるリーダーと政治経験のある立候補者を全国で擁立できるという、双方の弱みを補完することができ、与党と対抗できる勢力になるでしょう。

「野合」や選挙ありきの「選挙互助会」との批判も多いですが、自公の苦戦は免れず、かろうじて与党が233議席の過半数を獲得できるという結果になると予想します。