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銀行の「普通預金」「総合口座」「当座預金」の違い分かりますか?意外に知らない銀行口座種別についてまとめました。

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今や一人で何口座も使い分けるようになった銀行口座。

証券口座を開設する時やクレジットカードを作る際の申し込み書類に銀行種別の欄があり、「普通」「当座」「総合」などの選択肢に「んっ?当座ってなんだ?」と思ったことはありませんか?

通常、銀行口座を個人が開設する際は「普通預金」にて作りますが、他の口座種別として総合口座や当座預金も存在します。

ここではこれらの口座について解説をしたいと思います。

銀行口座の「普通預金」「総合口座」「当座預金」の違いについて

「普通預金」口座

自由にいつでもお金を預けたり引き出すことができる口座で、公共料金やクレジットカードの引き落とし、給与の受け取り先として利用する一般的な銀行口座です。

取り扱い金額は1円単位で満期はなく元本保証、銀行が破綻したとしても1,000万円までの預金と利息は保証されます。

定期預金などよりも金利は低く設定されており、2017年現在のメガバンクにおける普通預金金利は「0.001%」。

100万円を1年間メガバンクに預けても金利はわずか10円(税引き前)のみとなります。

「総合」口座

普通預金の機能だけでなく、定期預金の機能を併せ持った口座です。

例えば普通預金の残高が自動振替などによりマイナスになった場合に、定期預金を担保に自動貸付されるといった特徴があります。

金融機関によっては定期だけでなく、国債や外貨預金、投資信託なども担保に貸付を受けることができる場合もあります。

普通用金と定期預金を別々ではなく、一つの口座で管理したい人は総合口座が便利です。

「当座預金」口座

当座預金は個人が私的に利用するものではなく、個人事業主や企業が小切手や手形などの支払いのための「決済用預金」ことで、特徴としては無利息で仮に銀行が破綻したとしても資金は全額保護されます。

当座預金を開設する際には企業や個人事業主として信用や資金力が問われ、厳格な審査が行われます。

「不渡り」という言葉がありますが、これは手形を支払う人が預金残高不足などに陥り、手形を渡した相手に額面金額を払うことができない状態を意味します。

1回でも不渡りを出すと銀行からマークされ、半年で2回出すと銀行との取引停止となります。

 

以上、銀行の「普通」「総合」「当座」の違いについての説明でした。

銀行員や商売を行っている方、会社の経理担当の方であれば当たり前のように知っている内容ですが、会社員などの一般の方が利用するのは普通預金のため、これらの口座の違いについてしっかり説明できるという方は少なかったのではと思います。

ぜひそれぞれの口座の違いのポイントを抑えて理解をしてください!