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投資初心者こそ「つみたてNISA」を利用するべき!つみたてNISAは2018年スタート、申し込み開始しています。

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日本人の預貯金好きは中長期的には損?

日本人は「貯蓄好き」と言われています。

実際のところ、2016年の年末時点で家計が保有する資産約1,800兆円の半分以上が現金と預貯金で占められており、株式・投信の比率はわずか18.6%となっています。

アメリカでは現預金の比率は約14%で株式・投信は46%、イギリスでは現預金が24%、株式・投信が38%となっており、日本の家計資産は現預金に大きく偏っていることが分かります。

「現預金であれば元本が減ることがないからいいのでは?」と思うかもしれませんが、日米英の家計金融資産の推移を比較(直近20年間)すると、アメリカは20年間で3.3倍、イギリスは2.4倍に増えている一方、日本は1.5倍にとどまっています。

「お金にも働いて」もらい、勤労収入以外に資産運用でいかに収益を上げるかが大事になってきます。

運用することで個人の資産が株や投資信託を通じて企業に回り、経済を活性化させることにもつながります。

投資初心者は「長期」「分散」「積立」投資を! 

日本人が資産運用に消極的な理由として、元本割れに対する過度な警戒心があることが理由として挙げられます。

しかし、現在のような低金利の状況では預貯金で資産を増やすことは不可能で、手数料などで実質元本割れしてしまうことも。

資産を増やすためには、ある程度のリスクを負う必要はあるものの、しっかり勉強をして商品知識を得たうえで投資を行うことが大切です。

資産を一つの金融商品に集中させてしまうと、その資産の値下がりにより、大きく損をしてしまう可能性があります。

「投資に絶対」はありませんが、余裕のある資産を元手に、複数の商品にバランスよく、長期的に分散投資をすることで、リスクを分散させることが可能です。

分散投資は投資信託を利用することで、簡単に実現することができます。投資信託はどのファンドでも数十から数百の株や債券に分散投資をしているためです。

また分散投資をするだけでなく、投資するタイミングも分散することが大切で、例えば毎月一定の日に積み立て投資をすることで、購入する単価が平均化され、資産全体の値動きを小さくすることができます。

つみたてNISAは投資初心者に適した制度 

2018年から始まる「つみたてNISA」は、これまで投資経験がない方にオススメの制度です。

つみたてNISAは毎年40万円まで、金融庁の要件を満たした低コストな投資信託で運用することで、20年間にわたり値上がり益や分配金が非課税となる制度です。

なお、つみたてNISA対象の投資信託は全て手数料が無料で、投資家が負担するコストが低いのが大きな特徴です。

例えば、毎月◯日に3万円でAファンドを買い付けるといった投資を行うことで、長期的に分散して積立投資を行うことができます。

この場合、3万円×12ヶ月=36万円が1年の投資金額となり、毎月の給料などから3万円を強制的に投資に回すことで、資産の一部を金融商品に振り分けることができます。

20年間続けると投資金額は720万円となり、この投資分に対するリターンについては税金がかからないことから、アメリカやイギリスの家計のように金融資産を大きく増やすことが期待できます。

つみたてNISAにて取引ができるのは2018年1月からで、証券会社での申し込みはすでにスタートしています。

この機会にぜひ投資を始めてみてください!

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