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仮想通貨取引所「QUOINEX」を運営するQUOINEがICOにて「QASH」トークンを発行!

仮想通貨取引所QUOINEX

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を取引できる取引所「QUOINEX」を運営する、QUOINE株式会社がICO(仮想通貨による新規資金調達:Initial Coin Offering)を行うことを発表しました。

QUOINE株式会社は仮想通貨交換業者として2017年9月末の第一弾にて金融庁への登録が完了している取引所(関東財務局長第2号)で、ICOにて調達した資金で仮想通貨のシステム開発等に充てるとしています。

QUOINEは昨年、ベンチャーキャピタルのジャフコなどに17億円の第三者割当増資をしており、国内でIPOを目指すと思っていましたが、その前に新しいスキーム「ICO」にて資金調達を行います。

 

QUOINEと仮想通貨取引所「QUOINEX」について

QUOINE株式会社を率いる栢森加里矢(かやもりかりや)社長は、東大卒、ハーバードでMBAを取得、三菱商事など経て、ソフトバンクではアジアを統括するシニアバイスプレジデントを務めた経歴の持ち主です。

ややこしいですが、QUOINE株式会社が仮想通貨取引所「QUOINEX」を運営しており、読み方はそれぞれQUOINE(コイン)とQUOINEX(コインエクスチェンジ)と読みます。

また、QUOINEは自社で仮想通貨取引所サービスを提供するだけでなく、取引所の機能をまるごと金融機関や証券会社などにOEM提供(取引システムを提供する)するビジネスも展開しています。

今の仮想通貨業界はネット証券やFXの黎明期に似ていますが、QUOINEが他の仮想通貨取引所と大きく違うのがグローバル展開しているということ。

仮想通貨自体がボーダレスであるため、システム力や資金力だけでなく、海外ビジネスに強いかどうかも今後、生き残る上で重要になりそうです。

QUOINEはシンガポール、ベトナム、日本の3拠点にてビジネスを展開、世界各国から集まった従業員にて構成されており、スケールの大きさを感じるとともに、仮想通貨業界の世界的なリーディングカンパニーとして今後にも期待が持てます。

 

QUOINEの「QASH」トークン発行によるICOについて

QUOINEがICO(新規仮想通貨公開)で発行するトークン「QASH(キャッシュ)」で調達する資金は最大で約170億円、仮想通貨の取引プラットフォーム「LIQUID(リキッド)」の開発資金に充てます。

今後多くの投資家が仮想通貨の取引に参入してきた際、LIQUIDにてその取引量に耐えられる流動性とサービスを提供することを目的としています。

このICOはQUOINEが発行する仮想通貨「QASH」のトークンセールにより行われ、最大5億QASHの発行を予定しています。

1QASHは0.001ETH(イーサリアム)で、日本円に換算すると最大約170億円相当を調達できることになります。

金融庁は「QASH」トークンを仮想通貨として認可する見込みとのことです。

日本の投資家も仮想通貨取引所QUOINEXを通じて「QASH」トークンを取得することができます。

(後日記事:QUOINEのICOにて「QASH」トークンを10万円分購入しました!

ICOが終わった後QUOINEXなど複数の仮想通貨取引所に上場し、個人投資家が自由に取引することが可能となります。

また今回のICOは金融庁登録の仮想通貨交換業者としては世界で初めて法令を遵守した形でのICOとなるため、大きな注目を集めています。

QUOINEのICOには元ソニーCEOの出井伸之氏も参加することが決定、以下のコメントを寄せています。

仮想通貨業界をグローバルに牽引し、実績を築き上げてきたQUOINEが正々堂々と実施する、今回のQASH ICO。

後に振り返ったときに、既存の金融サービスの大前提が変わる節目として、この出来事は認識されているかもしれない。そんな未来を想うワクワクした気持ちで、今回のQASH ICOに私も参加させていただきます。

 

LIQUID(リキッド)について

LIQUID

LIQUIDプラットフォームは、世界中の仮想通貨の流動性を集約した単一の取引プラットフォーム(ワールドブック)と、これに付帯する一連のサービス(プライム・ブローカレッジ)で構成されています。

「ワールドブック」は個人投資家が取引するツール、「プライム・ブローカレッジ」は取引所などの金融機関同士の取引ツールや顧客から預かった仮想通貨や資金を管理するツールとなります。

QUOINEは今回のICOにて調達した資金をこのLIQUIDの開発強化に充て、システムを仮想通貨取引所にOEM提供しビジネス拡大を狙います。

QASH ICOの概要(販売開始は11月6日)

発行仮想通貨 QASH(キャッシュ)
発行総数 10億QASH
販売価格 0.001ETH(約34円)
最大販売数 5億QASH(50万ETH)
最小販売数 0.5億QASH(5万ETH)
販売開始日 2017年11月6日(月)

 

仮想通貨取引所QUOINEXのサービス内容と評判

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QUOINEXは取引手数料、口座開設、維持手数料は無料、金融庁へも仮想通貨交換業者として登録されており、ビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュ、QASHをなどを対円、ドル、ユーロ、人民元などの通貨ペアにて取引することができます。

個人の場合はレバレッジ最大25倍にて取引することが可能、「クイック入金」を利用することで、ネットバンクから365日24時間、即時にQUOINEXの口座に資金を反映させることができます。

口座開設までの所要日数は1営業日から2営業日ほどで、口座を作っても必ずしも入金や取引をする必要はないため、まずは口座を開設して取引システムの操作性や各通貨のスプレッドなどを確認してみてください。

国内の取引所でQASHを取り扱っているのは、QUOINEXのみとなります。

追記: QUINEはICOにて124億円を調達

 QASHのトークンセールは当初調達期間を1ヶ月としていたものの、ビットコインの分裂による混乱を回避すべく、3日間のみとなりました。

しかし3日間だけで124億円を集め、日本企業としてはZaifを運営する「テックビューロ」の109億円を抜いて国内最高を記録。

私も10万円分のQASHトークンセールに申し込みを行いました。

トークンセール終了後にQUOINEより連絡があり、予想を上回る申し込みがあったため、比例分配比率は55% (10,000 QASHを購入予約した場合, 5,500 QASHが分配)、残りの45% は入金された通貨(BTC/ETH/JPY) にて行うとのことです。

詳細は以下をご参照ください。

www.kabu-money.com