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(1/26)コインチェック(coincheck)記者会見「全文」書き起こし

コインチェック記者会見

左から記者会見を開いた、和田晃一良代表取締役社長、大塚雄介取締役COO、堀天子弁護士。

なお、今回のコインチェックの騒動については(コインチェックでNEM(ネム)が5.4億NEM不正出金→日本円で返金し補償へ!コインチェック騒動まとめ)を参考にしてください。

コインチェック記者会見「冒頭挨拶と事実関係報告」

(和田)代表取締役の和田と申します。本日弊社サービスの一部において機能が停止する事態が発生しました。本件に関しましてお騒がせしていることを深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

(大塚)本日どのようなことがあったか説明させていただきます。本日午前3時頃、コインチェックのネムアドレスから5億2300万ネムが送信されました。約580億円に相当します。弊社にて11時25分、ネムの残高が以上に減っていることを検知し、11時58分ネムの出金を停止しました。12時52分にネムの売買を停止、16時33分日本円を含む全通貨の出金、送金を停止しています。17時23分、ビットコイン以外の全ての通貨の売買を停止しています。本事象については金融庁、警視庁に報告済みです。またネム財団、ネムの取り扱いを行っている国内外の取引所に連絡を行い、ネムの追跡及び売買停止要請を実施済みです。事実関係のご報告は以上となります。

 

コインチェック記者会見「記者との質疑応答」

ネムは「オンライン」で管理

(Q)580億円は顧客の資産でしょうか?被害にあった方の人数は?

(大塚)580億円は顧客の資産です。人数は現在調査中でございます。

(Q)規模感は?

(大塚)まだ把握していません。調査中です。

(Q)顧客へ補償は?補償する財力はあるのか?金融庁への登録は申請中だと思うが、CMを流している。セキュリティ対策よりもそちらを優先していた印象があるが?

(大塚)流出したネムの補償は、現在検討しております。まずはお客様の保護が最優先で対応中です。財務的な影響は確認中のため、当社としてはお客様に迷惑をかけることがないよう対応したい。セキュリティ関係は最優先で対応を行なっていました。

(Q)去年から韓国の取引所でハッキングされたが、それでも警戒はしていなかったのか?怪しいメールが従業員にメールが届いたなどの事実は?

(和田)もちろん把握はしていた。現時点では怪しいメールは確認していませんが、そこを含め調査中です。

(Q)ネム以外の通貨については?

(大塚)今の所ハッキングなどは確認していません。

(Q)コールドウォレットで管理していたのか?

(大塚)オンラインで管理していた。コールドウォレットはシステム的に難易度が高く管理していなかった。

(Q)ハッキングでいいのか?

(大塚)外部からの不正アクセスです。

(Q)ハードフォーク(取引の取り消し)を要請しているのか?

(大塚)ハードフォークは私達で決めれることではありません。起こったことについてはネム財団に報告しています。財団はフォークできないとのことでした。

(Q)出金などの規制を解除するのは?

(大塚)安全にお客様に提供できることを確認してからです。

(Q)認識の甘さはあったのか?

(和田)私達自身は金融の経験がないが、金融など保険会社出身の者が勤務しています。そういった外部の人の手を借りることによって知見を高め営業しておりました。

(Q)マウント・ゴックスの件があり2度目はありえないという認識があったと思うが、対策は十分だったか?

(大塚)私達のできる限りのことで対応しておりました。

(Q)オンラインで管理する一方、CMを大量投下していた。投資の優先順位は正しかった?

(和田)深く反省しております。

不正アクセスの件数、影響範囲は確認中

(Q)ネム以外の資産を持っている顧客の資産は全額戻るのか?

(大塚)その点に関しては、今回のネムの補償を含めて会社として検討中です。

(Q)仮想通貨の種類、取引規模、ネム以外の通貨の資産はどのくらい?

(大塚)仮想通貨は13種類、取引規模や資産については後ほど分かり次第、報告いたします。

(Q)ネムの保有者の人数は?

(大塚)まだ確認できておりません。

(Q)不正アクセスの元は?

(大塚)追跡中で、調査しております。

(Q)ネムの保有者の取引や入出金のデータは?

(大塚)全て把握しております。

(Q)ビットコインの売買は継続しているがその理由は?

(和田)ビットコインは取引所サービスで、販売所のサービスは停止しています。

(Q)ビットコインでの決済への影響は?

(大塚)基本的にはないが、確認中です。

(Q)顧客の暗号鍵が盗まれたからハッキングされたのか?

(大塚)はい。

(Q)ネムは取り戻せないのか?

(大塚)取り戻せないです。送った先を把握できれば戻すことができるかもしれないので、対応中です。

(Q)オフラインでの管理は難しいとのことだったが、何が難しいのか?

(和田)技術的な難しさと対応する人材が不足している。開発は着手していたが今回には間に合わなかった。

(Q)金融庁に登録されていないのは、セキュリティが十分ではないから?

(大塚)そこではないと思います。登録できていなのは別にあります。

(Q)不正アクセスの件数とアカウント数は?

(大塚)現在正確な数値を確認中です。

 

ネムのマルチシグは行なっていなかった

(Q)復旧の見通しは?

(大塚)今の所未定です。ビットコインの売買はあるものの、それ以外は未定です。

(Q)3時から11時までの流れですが、3時にネムが一気に流出した?

(大塚)確認中ですが1回ではなく、複数回で流出しました。

(Q)気づくまでに8時間かかっているがその理由は?

(大塚)長いor長くないは感覚的になるが、我々が気づいたのがこの時間だった。

(Q)異常はどのように検知した?

(大塚)ネムの残高が大きく減っていたため気づきました。

(Q)大きく残高が減っていた時にアラートなどの対策はあったのか?

(大塚)はい、アラートで分かりました。

(Q)どの時点でアラートが鳴った?

(大塚)確認中です。

(Q)ネムの補償は何がありえるのか?ネム、現金?どのような方法がありえるのか。ネムを取り返すのか、補償するのか?いつの時点で決めるのか?サービスの復旧は未定とのことだが、他の通貨やキャッシュが補償に当てられる可能性はあるのか?

(大塚)補償についてはどのような形でするのか、検討中です。

(Q)現金を預けている顧客からするとロックされているが?

(大塚)そこを含めて現在、検討中です。

(Q)異常が発生してから時間が経っているが、ネムの保有者の人数をなぜ分からないのか?難しいことなのか?

(大塚)すいません、私の手元になく、現在調査中です。

(Q)金融庁の登録はまだされていないが、今どのような状況か?

(大塚)私達からなかなかお伝えできることはないが、私達としては登録できるという前提でサービスを進めていました。

(Q)登録の目処は?

(大塚)登録できるという感触は持っている。

(Q)警察に相談しているということは、今後刑事告訴ということになるのか?またなぜ御社が狙われたのか?セキュリティが甘かったからか?

(大塚)まず一報として警察に報告をさせていただきました。告訴等はまだ検討中です。私達としてはセキュリティは高いという認識だった。

(Q)ネムの保管について、マルチシグで鍵をかけて保管をしていたのか?

(大塚)マルチシグは行なっていませんでした。

(Q)そこはセキュリティが甘かったのでは?

(大塚)まだ準備ができていなかった。

(Q)他の取引所では当たり前にやっている。お客さんの資産を預かる立場として、対応していなかったのは甘かったのでは?

(大塚)仰る通りでございます。私達としてはやれることを全て、できる限りやっていました。

(Q)マルチシグの対応の予定は?

(大塚)予定はあったが、他の優先事項もあるので、まだ具体的には決まっていない。

(Q)やはりセキュリティが甘かったのでは?今の説明で顧客が納得するか?

(大塚)結果的にお客様に迷惑を掛けたことについては深く申し訳ないと思っております。

顧客保護が最優先、補償は検討中

(Q)仮想通貨交換業者の登録は2017年9月末までに登録しなければできないはずだが、その後に営業できた理由は?

(弁護士)資金決済法上、9月の施行前までに申請をしていれば事業を継続できる。従いまして当社としては、本申請は9月末までに行なっているため事業ができるのが法律の定めです。

(Q)ネム以外の通貨もマルチシグがかかっていないのか?

(和田)一部の通貨についてはかかっている。なるべく通貨としてマルチシグに対応しているものは、対応するようにしている。通貨の性質上かかっていないものがある。

(Q)顧客資産がなくなった場合の、コインチェックの規定は?

(弁護士)利用規約上の条項はあるが、本件の事態に即した条項はない。

(Q)ケースバイケース?

(弁護士)お客様の資産の保護を第一にする。会社としての方針は今後協議して発表する。

(Q)なぜネムが狙われたのか?

(大塚)分からないです。

(Q)580億円を補償するために、取り返して補償する方法以外の手段はあるのか?

(大塚)補償を含めて現在検討中です。

(Q)渋谷の会社の前にお客さんが集まっていて、日本円だけでも出金させてくれないかと言っていたが、日本円だけでも引き出せるようにする予定は?

(大塚)お客様にとって何が一番最適なのか検討中です。

(Q)日本円を出金できるようにするのが最適なのでは?

(大塚)そこもどう対応すべきか検討中です。

(Q)日本円を出金できるようにすることにより、何かリスクがあるのか?

(大塚)全体として何がお客様の資産保護になるのか、検討している段階です。

(Q)他の取引所では(口座の)登録者数は公表しているが?

(大塚)株主も含めて、協議しているので今の段階では公表できません。私達の一存では決めることができません。

(Q)金融庁への登録申請が終わっていないのに、これだけCMを流しているのはなぜ?

(大塚)登録申請やセキュリティは経営上最優先で行っていた。さらにお客様に使っていいただきたいということで、優先順位としては2番目だがCMも行っていた。

(Q)登録がダメだというリスクもある中で、CMを流すのは慎重にすべきだったのでは?

(大塚)私達としては登録できる見込みだと思っていた。

資産状況、顧客数などは開示すべきか株主と相談

(Q)今後の事業継続するのか?たたむのか?

(大塚)基本的には継続する方向で検討している。

(Q)今、手元の現金はどのくらいあるのか?

(大塚)具体的な数値を確認中です。

(Q)手元流動性は600億円あるのか?

(大塚)具体的な数値などは、株主を交えて、公表するかどうかも含めて検討中です。

(Q)株主構成は?

(大塚)和田、大塚、ベンチャーキャピタルのANRI、投資ファンドのWiLです。

(Q)株主と相談すると言っているが、お二人は相当数をお持ちだと思いますが?

(大塚)それは公表する話ではないと思いますが、株主とも確認しながら伝えるべきことは伝えたいと思います。

(Q)セキュリティ面でどのくらいの規模感で投資をしていたのか?

(大塚)私達のセキュリティはどこかに外注しているのではなく、内部で行っています。

(Q)何人くらいですか?

(大塚)全部で80人、開発は半数です。

(Q)補償の際に顧客と話し合いをもつことは?

(大塚)どうすべきか現在検討中です。

(Q)セキュリティについての危機感はあったのか?

(大塚)仮想通貨の取引所を行っている以上、危機感はありました。

(Q)セキュリテイへの安心感は?

(大塚)傲っていた訳ではなく、セキュリテイを高めていなければという認識でした。

(Q)なぜやらなかったのか?

(大塚)できることはやってきました。

(Q)御社はシステム障害をこれまで何度も起こしているが、今こういう事件が起きて振り返ればもっと強化すべきだと思わないか?

(大塚)セキュリテイは最優先という認識だった。

(Q)ネム財団はマルチシグを推奨していたが、導入しなかったことの経営責任は?

(大塚)マルチシグの対応も優先順位高く持っていました。

(Q)経営者としての過失は?

(弁護士)現在、原因関係には調査中ですので、評価については差し控えたい。

(Q)御社はどのくらいの資産を保有しているのか?

(大塚)質問が重複していますが、現在確認中で公表すべきかも株主と協議中です。

(Q)日本最大級と謳っているが?代表取締役とCOOのがいて、なぜ株主に相談する必要があるのか?

(大塚)日本最大級は、ビットコインの現物の取引高が、我々が客観的に見た数字から見て使っています。株主の件は私と代表取締役の和田がおりますが、株主とも確認をして公表するかどうかを検討中です。

(Q)企業としてそのような体質ということか?

(和田)公表すべきかどうかも含めて検討中です。

(Q)外部の企業に救済を申し出るとか、資本提携をするなどの予定は?

(大塚)選択肢の一つとしてはあるかもしれないが検討中です。

(Q)現時点で他社から提案があったり、アクセスしているということは?

(大塚)現時点でそのような事実はありません。まずはお客様の資産を把握することを最優先しています。

(Q)外部へ救済を求めることを否定はしない?

(大塚)今の所、求めるのか求めないのかも含めて議論しているとことです。

(Q)議論はしているのか?

(大塚)はい、そうです。

 

最悪、顧客の資産が返還できない可能性も

(Q)なぜネムを取り扱ったのか?

(大塚)ネムという仮想通貨は、私達として扱うべきだという経営判断をしたからです。

(Q)何か特徴や理由はあったのか?

(大塚)例えば、私達一社しか扱っていないものであればお客様のとってリスクがありますが、そのようなことも含めて判断しました。

(Q)発言量が大塚COOの方が多くで、和田代表は少ないですが今日はどういう切り分けで話すと話してきたのか?和田代表がお抱えのようになっている。

(大塚)私の方で、事実内容をご報告させていただくという形です。

(Q)通常は代表が自ら話すと思うが?

(大塚)私達の切り分けで和田が開発が主な統括、私が内容を皆様にご説明をさせていただく役割分担をしています。

(Q)ネム以外の仮想通貨について、ホルダーの方の資産は守られるのか?毀損される可能性もあるのか?

(大塚)その点も含め確認中です。

(Q)毀損する可能性もあるのか?

(大塚)毀損する可能性は確認されていません。

(Q)確認されていないのか?

(和田)現時点では毀損は確認していないということです。今後もそのようなことがないように業務を行っています。

(Q)最終的にネム以外の通貨や現金が戻らない可能性は?

(和田)まずは顧客資産の保護を第一に対応しています。

(Q)顧客資産の保護を第一ということはネム以外は守られるという認識でいいのですね?

(和田)守られるということが確証ができるわけではないですが、守ることを最優先に活動をしています。

(Q)ネム以外の資産の補償がないというのは?

(和田)今回発生した理由にもよるが、理由によっては他の通貨も毀損する可能性があるため、そこをいかなる理由でも他の通貨で毀損が起こらないように対応している。

(Q)毀損というのは流出ということですか?

(和田)そういうことになります。100%毀損がないとは言えないため、それをなくすため活動をしている次第になります。

(Q)調査は内部でやるのか、外部も含めてやるのか?

(和田)社内でプロジェクト化して対応中です。

(Q)昨年のシステム障害の回数は?

(和田)現在すぐに確認できないため、確認次第報告します。

(Q)ネム財団のサポートはハードフォークはしないということは向こうの方では対応しないということか?他でどのようなサポートをしてくれるのか?

(和田)ネム財団とのやりとりに関しましては、今後の対応方針や補償の内容や市場への影響が大きいため控えさせていただきたい。

(Q)色んなことが精査中という回答が多いですが、今後の優先順位など見えている範囲を教えてください。

(和田)顧客資産の保護を第一に動いています。その次に原因の調査、感染経路であったりを調査しその結果を報告させていただきたい。

(Q)来週とかにできるのか?もっとかかるか?

(和田)まだわからない部分があるため、決定次第報告します。

(Q)今回の件は不可抗力があったのか?仮想通貨市場に与える影響は?

(和田)その件については、この事象の原因が確認次第ご報告をさせていただきます。

(Q)昨年の6月になりすまし等100万円まで補償するとリリースされていますが、それは実施済みですか?

(大塚)なりすましと今回の事象は別の内容です。また補償はまだ実施していません。

(Q)リリースでは月内に実施するとしているが?

(大塚)その時点では月内に対応しようとしていたが、もう少し検討した方がいいということになった。

(Q)その状態で半年以上経ったのか?

(大塚)はい。

(Q)マルチシグやコールドウォレットは個人でもやっている。その中でセキュリテイで万全を期してきたと言えるのか?

(和田)弊社としては万全を期すためにリソースを最大限に使って顧客保護やセキュリティに努めてきた次第です。

(Q)しかしそれができなかったということ?

(和田)今回の事象についてはそういうことになります。

(Q)月々の出来高や営業収益を基本情報として教えてください。

(大塚)基本的な情報につきましては株主と確認次第、公開するかを含めて検討中です。

(Q)その辺りが分からないと支払い余力がどれくらいあるか、顧客も分からないと思うが?

(大塚)我々と株主を含めてその辺りをどう伝えていくのか検討している最中ですので、今はお伝えできません。

(Q)なぜ東証で会見を?

(大塚)時間的な場所とできる場所を探した結果こちらしかありませんでした。

(Q)東証で会見をするような会社が出来高や売り上げを明かさないのは考えられないが?基本的な情報だと思うが

(和田)公表しないと決まった訳ではなく、現在検討中です。

(Q)データを出すのを社内的に嫌がっている人がいるということか?

(大塚)出すかどうかを含め、株主と認識を合わせています。

(Q)株主の発言権が大きいのか?

(大塚)そういう訳ではありません。

(Q)先ほどから、株主、株主というのが多いですが、株主に聞かないと経営判断ができないのか?

(大塚)そういう訳ではありません。

(Q)筆頭株主はどなたですか?

(大塚)筆頭株主は和田です。

(Q)2人で過半は持っているのか?

(大塚)はい。

(Q)ではなおさら、経営者としての判断で最低限の情報を開示すべきでは?端数まで出してと行っている訳ではないので、例えば何十万の口座があってどのくらいの顧客に影響があるといったことも話せないのか?

(和田)現在の優先順位としては顧客の資産の保護を第一に考え、そちらに全力で対応しているため、公表について結論は出ていません。

(Q)コールセンターの人数は?

(大塚)現在は50人です。

(Q)今後は増やす予定はあるのか?

(大塚)はい、ございます。

(Q)どのくらいの規模ですか?

(大塚)200人規模、300人規模で元々の想定でも増やす予定でした。

(Q)2人で株の過半を持っている訳ですから、公表するしないを2人で決めれると思うが、2人の判断が公表しないということか?

(大塚)出すべきではないというよりも、認識を合わせて出すべきだと考えています。

(Q)コインチェックの手元の流動性はどのくらいあるのか、ネムの保有者は気になっているところだと思うが?

(弁護士)彼らは目の前の対応に追われていまして、非公開会社ということもあり、情報開示をどこまでするしない、出せる情報、仕組みが備わっていないのはご指摘の通りです。ご意見を踏まえて開示する情報は決定していきたいと思います。なるべく速やかに対応したいと思います。

(Q)セキュリティの強度は仮想通貨によって異なるのか?

(和田)はい、ございます。通貨によってはマルチシグやコールドウォレットにて管理していました。

(Q)ビットコインとイーサリアムは?

(和田)ビットコインとイーサリアムについてはコールドウォレットを利用していました。また、マルチシグについてはイーサリアムについてはそのような機能がないので、利用していませんでした。ビットコインはマルチシグを利用してコールドウォレットを作成していました。

(Q)ネム財団はロールバックはしないと明言しているのか?

(和田)明言はしておらず、現在協議中です。

(Q)このような事故が起きたことにどのような所感を持っているのか?

(和田)このようなことを引き起こしてしまい、深く反省しています。

(Q)ビットコインはコールドウォレットでマルチシグ、ネムはホットウォレットでマルチシグをつけない、これはどのような判断によるもの?

(和田)ビットコインについてはネムを取り扱う以前より弊社で取り扱っていたためコールドウォレットを利用していました。そのため、ビットコインが先でネムが後になりました。

(Q)電子メールで変なメールやマルウェアが届いたりは?

(和田)確認していません。

(Q)弁護士の方から公開会社ではないという理由で情報開示の体制が整っていないという話がありましたが、仮想通貨交換業として金融庁に登録の準備を進めていたと認識しているが、登録の要件を満たすまで進んでいないという認識で良いか?

(弁護士)私が申し上げたかったのは、期中の中で財務諸表としてきちんと整えて当局へ提出することは承知していますが、この時点の財務情報を即時に出せるかと言われるとそうではないということを申し上げたまでです。

(Q)マイルストーンとしては不認可の手前ということになるのでは?

(弁護士)登録要件の中では公開会社と同じ財務開示の要件はないと認識しています。

(Q)御社としてはたくさんの資産を預かっているにも関わらず、公開会社ではないためそれと同等の情報開示のスピードは必要ないということか?

(弁護士)必要ないという訳ではなく、この1日の中のタイムラインと今の状況を説明したまでです。

(Q)今後の具体的な情報開示のスケジュールなど述べられることはありますか?

(弁護士)それも含めて会社で検討していますので、整い次第ご報告させていただきます。

(Q)5億2,300万ネムは御社で保管しているネム全てということか?

(和田)はい、ほぼ全てとなります。

(Q)今回の件で業界への影響はどのように考えているか?

(和田)今回の事象によって業界に不信感であったり、いろんな印象をもたれることに深く反省しています。

(Q)「ほぼ全て」ですか?「全て」ですか?

(和田)ほぼ全てとなります。

(Q)内部の犯行はないですか?

(大塚)はい、現時点ではそのような事実は確認されておりません。

(Q)後々になって顧客や投資家を裏切るということはありませんか?

(和田)現時点で確認はできていませんが、その点についても確認中です。

(Q)最悪のケースは顧客として何を想定すれば良いでしょうか?

(和田)最悪のケースといたしましては、顧客の資産が毀損し顧客から預かっている資産をお返しできないということだと考えています。

(Q)全くなくなってしまう可能性もあると?

(和田)基本的にはないと考えていますが、そこを含めて確認中です。

(Q)カメラを通じて見ている方に伝えていただけますか?

(大塚)この度は皆様にこのような状況を招いてしまいまして、お騒がせしてしまったことを深く、深く反省しております。申し訳ございません。

(Q)和田さんと大塚さんの身の処し方は?

(大塚)そこを含めてどう対応していくか検討中です。

(Q)ネムのほぼ全てというのは?

(和田)100%ではないですが、100%に近いという意味でほぼ100%と使わせていただきました。具体的にはどのくらいのなのかというのは追って報告させていただきます。

 

 (最後に和田社長、大塚COO、堀弁護士が一礼して記者会見終了。)

コインチェックは27日(土)23時にNEM保有者へ日本円で補償すると発表しました↓

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