仮想通貨の窓口

仮想通貨などマネー全般について元銀行&証券マンが難しいことを「シンプルに分かりやすく」解説します!

仮想通貨取引所の「取引所」と「販売所」の違いは?手数料や価格差は?→徹底解説!

仮想通貨の取引所と販売所

仮想通貨の取引所によっては、仮想通貨の取引形式が「取引所」と「販売所」に分かれているケースがあります。

取引所で口座開設をして、通貨を買おうと思っても「ん?どっちで購入すればいいの?」と迷った方も多いと思います。

ここでは、仮想通貨の初心者の方でもこの違いを根本から理解できるよう、取引所と販売所の違いを解説しました。

実際にbitFlyerZaifの取引画面を使って説明をしているので、最後まで目を通してみてください。

 

仮想通貨取引所の「取引所」方式とは?

取引所形式

取引所方式とは、仮想通貨を売りたい人と買いたい人が一つの場所に集まって、それぞれベストな価格で取引をする方式です。

株式の場合の東証やNY証券取引所が該当します。

例えば仮想通貨取引所のbitFlyerにおいては、bitFlyerの顧客同士がbitFlyerのシステム上で注文して取引を行います。

この場合の取引は「顧客」⇆「顧客」となり、bitFlyerは取引を仲介する場を提供するという役割を担います。

bitFlyerがビットコインを買いたい顧客と、売りたい顧客の注文を取り次いで約定させるのです。

取引所で取引するメリット
  • 買値と売値の差(取引手数料)が小さいことが多い
  • 板を見ながら注文できる
取引所で取引するデメリット
  • 一注文が分割して約定することが多い

取引所形式の場合、参加する顧客が多ければ多いほど板に注文が集まり「リクイディティ(流動性)」が高まり、売値と買値の差であるコストが安く済みます。

つまり、bitFlyerZaifなどの大手の取引所ほど、取引する参加者が多いため、取引コスト(手数料)が安くなるのです。

後ほど、実際の画面にて説明するので、ここでは「何となく」理解するだけでOKです。

仮想通貨取引所の「販売所」形式とは?

仮想通貨取引所の販売所形式

顧客同士の取引が行われる取引所形式に対し、販売所形式は「顧客」⇆「業者」一対一の相対取引をする取引方法です。

顧客は取引所から直接、仮想通貨を購入します。

仮想通貨取引所が他の取引所から仮想通貨のレートの提供を受け、そのレートを基に顧客にレートを提示し、顧客が注文を発注→約定するという流れになります。

取引所は顧客へレートを提示する際に一定の手数料を上乗せするので、取引所形式よりも販売所形式の方が買値と売値の差である手数料が高くなるのが一般的です。

販売所で取引するメリット
  • 注文が分割されず一つのレートでまとまって約定する
販売所で取引するデメリット
  • 手数料に相当する買値と売値の差が高くなることが多い

ちなみに、株は「取引所形式」ですが、FX(外国為替証拠金取引)は「販売所形式」です。

では、実際に取引手数料や取引方法においてどのような違いになるか、bitFlyerの画面で見て見ましょう。

bitFlyerの「取引所」と「販売所」

bitFlyer「取引所」の板画面

bitFlyer板画面

これはbitFlyerの「ビットコイン取引所」の板画面です。

  • 最も安いAsk(買い)の値段が「863,718円」
  • 最も高いBid(売り)の値段が「863,104円」

その際は僅か「614円」となっています。

この数字は注文状況により刻々と変化します。

BTC/JPYの価格の左と右に表示されている数字は、その値段で注文されている買い(売り)数量です。

この板の状況でビットコインを1BTC、成行(値段を指定せずに約定させることを優先)で買い注文を発注すると、

  1. 0.2BTCが863,718円で約定
  2. 次に残りの0.8BTCが864,507円で約定します。

このように、bitFlyerのような顧客数が多い仮想通貨取引所の板には多くの注文が集まるため、取引コストを抑えて取引を行うことができます。

bitFlyer「販売所」の画面

bitFlyer販売所

こちらはほぼ同じ時間のbitFlyerの「ビットコイン販売所」の画面です。

  • (顧客の)購入価格は「876,092円」
  • (顧客の)売却価格は「850,597円」

となっており、その差は「25,495円」となっています。

先ほど説明した取引所では「614円」のため、こちらの販売所の方がコストが高いことが分かります。

bitFlyerでビットコインの取引をする場合は、 取引所形式の方が手数料が安く、注文方法や約定するスピードなどにおいても劣る所はないので、取引所形式にて取引をするようにしましょう。

なお、bitFlyerは国内最大手の取引所で顧客が多く、取引参加者が多いため、国内の仮想通貨取引所では最も低コストで「ビットコイン」を取引することがで可能です。

ビットコイン以外はZaifの「取引所」で!

ビットコインは↑での説明の通り、bitFlyerで取引をするのがオススメですが、bitFlyerでは取引所形式で取引できるのはビットコインのみで、他の通貨は全て販売所形式となります。

つまりビットコイン以外の通貨は取引手数料が高いということです。

そこで紹介したいのが、同じく大手の仮想通貨取引所Zaifです。

Zaifもビットコインについては、販売所形式(名称は簡単売買)と取引所形式の2通りにて提供していますが、販売所形式の方がコストは何倍も高くなります。

では、Zaifの取引所形式の画面を見てみましょう。

Zaif「取引所」の画面

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Zaifでは、ビットコインだけでなく、イーサリアム、ネム、モナコイン、ビットコインキャッシュなどのアルトコイン(ビットコイン以外の通貨)も「取引所形式」で取引することができます。

上記画面はイーサリアム/円の取引所の板画面です。この場合、

  • 最も安いAsk(買い)の値段が「88,200円」
  • 最も高いBid(売り)の値段が「88,120円」

その際は僅か「80円」です。

88,200円の横の数量は0.0097ETHと少ないですが、次の88,400円に9.9ETHの注文があるので、0.0098ETH以上購入する場合は、88,400円でも約定することが分かります。

他の仮想通貨取引所のイーサリアム/円の場合、売値と買値の差は数千円するところがほとんどなので、いかにZaifの取引所形式では安く取引できるかが分かります。

つまりここまでの説明をまとめると、

  • ビットコインはbitFlyerの「取引所形式」にて
  • イーサリアム、ネム、モナコインなどはZaifの「取引所形式」にて

取引をすることで、最も手数料を抑えて取引することができます。

注文方法はDMMやGMOが豊富

また、両替所(交換所)という名称でサービスを提供している所もありますが、これはその名の通り、両替するだけで、ウォレットから仮想通貨を送金することで、別の通貨に換えてくれるサービスを行っています。

口座を開設するなどの手続きは不要ですが、手数料が非常に高いので利用はオススメできません。

なお、

DMM Bitcoin

GMOコイン

の2社は「販売所形式」のみの取り扱いですが、複雑な注文(指値、逆指値、IFD、OCO)などにも対応しており、中長期で取引する方にとっては大きな味方となります。

DMM BitcoinGMOコインはグループ会社にFX大手の会社があり、資金だけでなくシステムや運営のノウハウを持っており、仮想通貨の参入はbitFlyerなどに遅れをとりましたが、今後業界を引っ張っていく会社になるでしょう。

DMM Bitcoinはなんと3月31日までに口座を開設するだけで1,000円をプレゼントするキャンペーンを行なっています。

この機会にぜひ口座を作ってみてください。

www.kabu-money.com